PHP文芸文庫<br> 赤と青とエスキース

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PHP文芸文庫
赤と青とエスキース

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569904238
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2022年本屋大賞第2位!
二度読み必至の感動作、待望の文庫化。

◇STORY
メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、「エスキース」というタイトルの絵に出会い……(「東京タワーとアーツセンター」)。

一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。
著者新境地の傑作連作短編。

内容説明

メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」としてつきあい始めるが…(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、『エスキース』というタイトルの絵に出会い…(「東京タワーとアーツ・センター」)。1枚の絵画をめぐる、5つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる―。2022年本屋大賞2位作品、待望の文庫化。

著者等紹介

青山美智子[アオヤマミチコ]
1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ

115
エスキースという一枚の絵が登場人物それぞれに影響を与えて、それが一つの物語になっていて、とても感動しました。各短編に伏線が散らばっていて、それを最後に回収するという流れもまた面白くて、楽しめました。やっぱり青山さんの作品はどれを読んでも心が温まって、また次も読みたくなります。2024/09/29

キムチ

110
青山さん、結構頻回に上がる名前だなと感じつつ、初読。面白いなんて言うベタな言葉使いたくない秀作…ふと遠景で霞む来し方が浮かぶ。絵の旅路で交差した人々、愛を、友情を交わす想いの揺らめきに目眩すら。馴染みないエスキースの語、装丁の赤青白の色彩が描き出したであろうレイは読者の夢想キャンバスに…その趣向が心憎いほど。4編で流れるエピソード…ここまで来たんだなぁと若い時間を思い返すジャクソンのプロローグの余情に浸る感覚にしばし漂えた。こんな作家さんに会えたのは収穫…他 読まなきゃ2025/04/25

Willie the Wildcat

86
理想と現実の狭間で、本質と個性の兼ね合いを模索。時に痛み、時に癒しとなる「時間」との距離感も、変数の1つ。ユリが口にした”生き物”、物心両面での「温かみ」である。登場人物1人1人の理解者の温かみに気づく瞬間が、個性を解放する瞬間でもある。そして、個性の解放で齎される各種「結婚」。青と赤によるジャックの”創造”の瞬間。これも結婚也。そして、この創造も描き手次第であり、鑑賞者次第。結婚が紡ぐエスキース、個々人の軌跡の集大成という感。2025/02/19

TAKA

66
青山さんの連作はいつも上手いなあって思う。あの人がこの人にあの場所がこの場所にって繋がった時の面白さは心地よい。絵を題材にした大人のラブストーリーであり、しかも青年から初老までの繋がりが好きです。オーナーの言葉沁みたね。いつまでも同じ状況なんて何ひとつない。人生は何度でもあるどこからでもどんなふうにでも、経験できるのは体あってのこと。だから生き延びなさいか。縁を大事にすればいずれ宝物になると思ってます。2025/07/14

カブ

60
5篇の連作短編集となっています。もちろん全部が1枚の絵画で繋がっているのですが、最後まで読むとまた、最初から読みたくなります。いい話です。2024/09/30

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