出版社内容情報
2017年8月13日、NHK・BSプレミアムの人物ドキュメント番組「100年インタビュー」で放送され、大反響だった「アーティスト小田和正~時は待ってくれない~」。本書は、それを元に構成した単行本(2018年5月刊行)を文庫化したものです。
前半では幼少・少年時代、学生時代、オフコース時代、そしてソロ活動の時代と、小田和正氏の半生を振り返り、後半ではファンの思いに応えることなどのトピックスを紹介。滅多に聴くことのできない小田氏のリアルな言葉と貴重な写真を所収しています。
中高一貫の進学校で野球部のキャプテンを務めながら練習中にいつも歌っていたこと。鈴木康博氏との出会いがオフコースの原点だったこと。医学部から建築の道へと進路を変更し、大学院まで行った理由。大ヒット曲「さよなら」「ラブ・ストーリーは突然に」誕生秘話。九死に一生を得た自動車事故で変わった人生観。メロディ、歌詞のつくり方……。小田氏がずっと純粋に音楽が好きだということがひしひしと伝わってきます。▼「うまくいったなと思うことは、全部、つらい思いをしたあとだった」「時は待ってくれないから、目いっぱい走った。でも、本当にがんばろうと思っている人には、時はきっと待ってくれる」――70歳の節目に語られた、小田和正氏の素顔と音楽への思い、未来を築く人たちへのエールが詰まった一冊!
内容説明
うまくいったなと思うことは、全部、つらい思いをしたあとだった。大ヒット曲「さよなら」「ラブ・ストーリーは突然に」誕生秘話、交通事故、伝説のコンサート…小田和正の素顔と音楽への思い。
目次
プロローグ 過ごしてきた時間をふりかえって―聖光学院のグラウンドで
第1章 少年時代にふれた音楽―歌謡曲から賛美歌まで
第2章 オフコースの原点―聖光学院のホールステージから
第3章 建築と音楽―ものをつくるということ
第4章 プロへの道―音楽を選んだ理由
第5章 五人になったオフコース―大ヒット曲「さよなら」の先に
第6章 オフコースの終焉―「言葉にできない」想い
第7章 ソロ活動への決心―ドラマ主題歌の爆発的なヒット
第8章 曲をつくる―メロディ、そして歌詞が生まれること
第9章 自分をさらけ出す―映画製作を通して広がった世界
第10章 ファンの思いに応えたい―交通事庫で変わった人生観
第11章 音楽の力を信じて―災害を乗り越え、国境を越え、世代を超える
エピローグ 時はきっと待ってくれる―夢を求めつづける人に
著者等紹介
小田和正[オダカズマサ]
1947年、神奈川県横浜市出身。東北大学工学部建築学科卒業。早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻(建築学)修士課程修了。1969年、オフコースを結成。70年、プロとして音楽活動を開始。「愛を止めないで」「さよなら」「Yes‐No」などのヒット曲を発表。89年、オフコースを解散。その後、ソロアーティストとして活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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