出版社内容情報
一族の闇、怨霊の跋扈、そして骨肉の争い
この国に平穏をもたらした彰子を描く、感動の平安絵巻
彰子への出仕を頑なに拒否していた厄介な女房である紫式部。当初は手を焼いていたものの、彼女との絆や『源氏物語』はやがて、彰子を稀代の国母へと成長させた――。敬愛する夫・一条天皇の突然の死、一族内での足の引っ張り合い、頻発する火災や疫病……怨念うずまく宮中で闘い続け、時の権力者である父・藤原道長に唯一反旗をひるがえし、七代の天皇を支えた藤原彰子の感動の生涯を描いた長編小説。
内容説明
彰子への出仕を頑なに拒否していた厄介な女房である紫式部。当初は手を焼いていたものの、彼女との絆や『源氏物語』はやがて、彰子を稀代の国母へと成長させた―。敬愛する夫・一条天皇の突然の死、一族内での足の引っ張り合い、頻発する火災や疫病…怨念うずまく宮中で闘い続け、時の権力者である父・藤原道長に唯一反旗をひるがえし、七代の天皇を支えた藤原彰子の感動の生涯を描いた長編小説。
著者等紹介
冲方丁[ウブカタトウ]
1977年、岐阜県生まれ。早稲田大学中退。在学中の1996年、『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞し、デビュー。2003年、『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、2010年、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、舟橋聖一文学賞、北東文芸賞、2012年、『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞。漫画原作、ゲームの企画制作にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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