PHP文芸文庫<br> おつとめ―“仕事”時代小説傑作選

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おつとめ―“仕事”時代小説傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569903477
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

シリーズ累計40万部突破! 商人、大奥、駕籠かき……江戸の“お仕事”も やっぱり大変!? 人気作家6人が共演する豪華アンソロジー
●「ひのえうまの女」(永井紗耶子)許嫁を受け入れられず、大奥に入ったお利久は出世を志すのだが……。
●「道中記詐欺にご用心」(桑原水菜)箱根の駕籠かきコンビ、漸吉と侘助は、江戸から「道中案内記」作成のためにやってきた版元・忠兵衛に箱根紹介をすることになるも、思わぬ騒動に巻き込まれる。
●「婿さま猫」(泉ゆたか)動物の医者である凌雲と、その妻で助手の美津は、飼い猫がいきなり人を襲うようになったという相談を受ける。大人しいはずの猫が人を襲う理由とは?
●「色男」(中島 要)吉原の花魁・朝霧に身請け話が持ち上がる。喜ぶべき話のはずなのに、朝霧にはどうしても忘れられない相手がいて……。
●「ぼかしずり」(梶よう子)摺師の安次郎が手掛けた版画絵が評判を呼ぶ中、絵の題材となった娘に会わせてほしいという武士が訪れる。切実な事情を抱える武士のために、安次郎は娘を探そうとするが……。
●「鬼は外」(宮部みゆき)主人が突然亡くなった小間物屋を継がせるために、幼い頃に養子に出された兄が呼び戻されるが、妹は彼を偽者だと言い出す。茂吉親分が辿り着いた切ない真相とは。

内容説明

許嫁を拒絶して大奥に入ったお利久は、出世を志すが…「ひのえうまの女」(永井紗耶子)、店を継がせるために、幼い頃に養子に出された兄が呼び戻されるが、妹は彼を偽者だと言い出し…「鬼は外」(宮部みゆき)、摺師の安次郎が手掛けた錦絵が評判を呼ぶ中、絵の題材となった娘に会わせてほしいという武士が訪れてきて…「ぼかしずり」(梶よう子)など、江戸で働く人々の哀歓を描いた時代小説アンソロジー。

著者等紹介

永井紗耶子[ナガイサヤコ]
1977年、神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒業。2010年、『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』で、20年、本屋が選ぶ時代小説大賞及び細谷正充賞、21年、新田次郎賞、23年、『木挽町のあだ討ち』で直木賞、山本周五郎賞を受賞

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。1989年、『風駆ける日』で下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞し、デビュー

泉ゆたか[イズミユタカ]
1982年、神奈川県生まれ。早稲田大学卒業、同大学院修士課程修了。2016年、『お師匠さま、整いました!』で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー。19年、『髪結百花』で日本歴史時代作家協会賞新人賞、細谷正充賞を受賞

中島要[ナカジマカナメ]
早稲田大学教育学部卒業、2008年、「素見(ひやかし)」で小説宝石新人賞を受賞。10年、『刀圭』で単行本デビュー。18年、「着物始末暦」で歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞

梶よう子[カジヨウコ]
東京都生まれ。2005年、「い草の花」で九州さが大衆文学賞、08年、「一朝の夢」で松本清張賞、16年、『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、23年、『広重ぶるう』で新田次郎賞を受賞

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京都生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆみねこ

72
6人の女性作家による江戸のお仕事小説アンソロジー。許嫁を拒絶して大奥に入ったお利久は出世を志す=永井紗耶子「ひのえうまの女」と宮部みゆき「鬼は外」が良かった。桑原水菜・泉ゆたかは初読み作家。2024/02/16

kagetrasama-aoi(葵・橘)

47
「時代小説傑作選・おつとめ」女性作家による時代小説選〈仕事〉がテーマです。六編のうち宮部みゆき氏の一編のみ既読。永井紗耶子氏、泉ゆたか氏が初読みの作家さんでした。永井さんの大奥を舞台にした作品、時節柄興味深く読みました。面白かったです。これを機会に「大奥づとめ」と「木挽町のあだ討ち」を読もうと思いました。泉ゆたか氏の「婿さま猫」はお江戸の動物医の話、好みです。所収の「お江戸けもの医 毛玉堂」読みたいです。またまた積読本が増えました。またまた嬉しいアンソロジーでした。2023/12/13

ひさか

46
2023年9月PHP文芸文庫刊。シリーズ13作目。2016年7月号小説新潮永井紗耶子:ひのえうまの女、2012年9月集英社文庫箱根たんでむ駕籠かきゼンワビ疾駆帖桑原水菜:道中記詐欺にご用心、2019年7月講談社お江戸けもの医毛玉堂泉ゆたか:婿さま猫、小説宝石2008年9月号中島要:色男、角川ハルキ事務所2010年8月末いろあわせ摺師安次郎人情暦梶よう子:ぼかしずり、オール讀物2003年2月宮部みゆき:鬼は外、のしごとをテーマにした6つの連作短編。宮部さんが秀逸で逸品。永井さんの大奥話が楽しい。本編を読もう2023/10/30

ぽろん

34
江戸のお仕事物アンソロジー。どの話も力作揃いで、愉しかったです。宮部さんのみ再読ですが、何度読んでも面白い。泉さんの獣医の話は、興味深かった。夫婦の馴れ初めとか今一つ短編では分からないので、本編機会があれば読んでみよう。2025/04/13

moonlight

30
江戸のお仕事をテーマにしたアンソロジー。6編中、3編は既読だったが、好きな作家の時代小説は何度読んでもいいものだ。駕籠かき、獣医、摺師、花魁に幇間、奥女中、岡っ引き。今も昔も様々な仕事に励む人々の周りにはドラマがあって楽しく読了。2025/01/23

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