PHP文庫<br> 藤原道長 王者の月

個数:
電子版価格
¥850
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP文庫
藤原道長 王者の月

  • 篠 綾子【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • PHP研究所(2023/08発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月28日 02時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569903422
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2024年の大河ドラマの中心人物・藤原道長。平安中期、貴族社会の頂点に立った男には、ある秘密があった。
摂政関白に手の届きそうな家に生まれたからには、自分もそうなりたいと思う道長だったが、兄たちや同じ藤原氏の同世代で伊周や公任というライバルがいた。しかし、頼りになる姉・詮子や左大臣の娘・倫子、「打臥」という巫女の導きによって、道長は「運」をつかんでいく。
華やかな貴族生活の裏で、天皇をも巻き込む謀や呪詛が行われ、流行り病があっけなく身近なものたちの命を奪っていくが、道長は「知恵と運」で着々と昇りつめ、ついに一家三后(1つの家から3人の后を出すこと)」を果たす。
人生最高の宴で「この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることの なしと思えば」を朗詠した意図、紫式部にだけ語られた道長の強運の理由。そして、さらなる秘密が……。
野望を結実させるまでの日々を、道長を取り巻く人びとの人生とともに鮮やかに描く! 文庫書下ろし。

内容説明

若き日、兄たちや同世代のライバルに引けをとり悶々としていた道長だが、あることを契機に運をつかむ。娘たちを入内させ、人生最高の宴で「この世をばわが世とぞ思う望月の…」の歌を詠じた。野望結実までの人間・道長を描く。文庫書き下ろし。

著者等紹介

篠綾子[シノアヤコ]
埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業。『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』で健友館文学賞を受賞しデビュー。「虚空の花」で九州さが大衆文学賞佳作、「更紗屋おりん雛形帖」(文春文庫)で歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、『青山に在り』(角川書店)で日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

120
手っ取り早く知れる一冊。藤原道長が望月を手に抱き都を照らすまでがコンパクトにまとめられている物語は手っ取り早く彼の人生を、権力の流れを知れるのがうれしい。あくまでも兄たちの備えとして下に立たされるつらさを抱えた道長。先ずは姉の詮子の権力を足がかりに徐々に。強運の持ち主といえばそれまでだけれどその運をどう活かすかも大切。公任への仕返しといい、良くも悪くも有言実行精神の賜物だと思う。彼のまさかの秘密は平安時代らしい面白さ。大河ドラマの道長はまだ飄々としたイメージ。どう変貌するか、まひろとの関係も含めて楽しみ。2024/01/29

昼寝ねこ

104
平安王朝は2024年の大河ドラマ『光る君へ』が記憶に新しい。そのせいか読書中もTVの顔がチラついてしまった。藤原道長を主人公にした先行歴史小説には永井路子の『この世をば』がある。そちらに比べると1/4ぐらいの分量なのでダイジェスト版に感じてしまう。しかも物語が淡々として権力闘争の駆引きのドロドロ感が薄く物足りなさも感じてしまう。むしろ終盤の道長と彰子の親子の葛藤の方が読ませた。架空の人物だろうが打臥の巫女を登場させるなど新機軸もある。ある程度史実を知った上で歴史物語としてサラリと楽しむのが良いと思う。2025/05/18

真理そら

60
大河ドラマの題材になるとその時代の作品がどっと出てくるのがうれしい(大河ドラマは一作も観たことがないけれど)道長好きにはなじみのあるエピソードばかりだったけれど、未来ノートのようなものを作っているという発想が楽しい。個人的には道長はライバルを完膚なきまでに叩き潰すという方法をとらなかったのが成功の理由のように感じる。2023/10/12

ち~

23
三男として生まれ、優秀なライバルに遅れをとっていた道長。陰謀、策略を重ね犠牲になった人達の無念を踏み台に天下をとり、望月の歌ができるまでが280ページに簡潔に、そしてドラマティックに描かれている。今年最後に良い本を読めた。2024/12/30

TheWho

8
藤原摂関政治の栄華を極めた藤原道長の一代記で、大河ドラマ「光る君へ」の副読本とも云える平安絵巻。大河ドラマが、紫式部の視点で描かれているのとは違い本著は、道長の視点で、当時の朝廷の外戚政治と藤原氏の姻戚関係の渦中で苦悩する道長を克明に描かれている。そして登場は少ししかないが、紫式部の政的視点と感覚が、大河ドラマの立ち位置と比較するのも一興とも思えた。ともかく大河ドラマ「光る君へ」を楽しむ為の一助となる一冊です。2024/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21374599
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品