PHP文芸文庫<br> 本所おけら長屋 外伝

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PHP文芸文庫
本所おけら長屋 外伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569903408
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

金はないが情はある、お節介で名高い「おけら長屋」を舞台にした大人気シリーズの“外伝”は、人気登場人物たちの若き日を描く前日譚。
●「馬鹿と外道は紙一重」万造と松吉は偶然、同じ日におけら長屋に引っ越してくる。意気投合した二人は、長屋の髪結いの女の家で、小遣いをもらって暮らしている小一郎という優男に憧れるが……。
●「家督は寝て待て」上総久留田藩藩主の四男だった高宗は、いかにして津軽黒石藩藩主になったのか? 十五歳の高宗と五歳の玉姫の出会いを描く。
●「金太が街にやってくる」おけら長屋は、実は“事故物件”だった!? 住民らに立て続けに災いが起きる中、長屋立ち退きの話まで持ち上がる。なんとか阻止したい住民たちが考えた案とは?
●「みちのくさとり旅」妻を亡くし、黒石藩の剣術指南役を辞した鉄斎は、剣術とは何かという答えが見いだせないまま、江戸に向かっていた。旅の途中、仙台に立ち寄った鉄斎は、宿屋で盗難騒動に巻き込まれる。
特別付録として、シリーズ第一幕(1~20巻)の名場面ガイドも収録。笑いと涙の“おけらワールド”を、ぜひご堪能ください。
文庫書き下ろし。

内容説明

金はないが情はある、お節介で名高い「おけら長屋」を舞台にした大人気シリーズの“外伝”は、登場人物たちの若き日を描く前日譚。万造と松吉は、おけら長屋で出会った途端に意気投合するが…「馬鹿と外道は紙一重」、おけら長屋は実は“事故物件”!?住民らに次々と災いが起きる中、長屋立ち退きの話まで持ち上がり…「金太が街にやってくる」他二編と、特別付録としてシリーズ第一幕の名場面ガイドを収録。文庫書き下ろし。

著者等紹介

畠山健二[ハタケヤマケンジ]
1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する。2012年、『スプラッシュ マンション』(PHP研究所)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんたろー

140
本編が終わって寂しかったので、外伝が出ているのを知って思わず購入。4つの話は1巻以前の物語でエピソード0とも言える内容…万造と松吉の出会いと八五郎たちと関係の始まり、黒石藩藩主・高宗の若かりし頃とおけら長屋との繋がり、金太がおけら長屋にやって来た頃の騒動、鉄斎が江戸を目指している途中の話。シリーズを補足して余りある笑えて泣ける好作品で、ファンには嬉しい御褒美のように感じた。お気に入りのお染が登場しなかったのは残念だったが、第二部で再会できるのを祈って…畠山さん、阿波でーす、じゃなかった、期待してまーす!!2023/10/02

タイ子

126
外伝でも笑えるし、胸に沁みるエピソード。大家の徳兵衛さんの元に万松の2人がやってきて住み着くまでの話。2人の最初ってないの?って思うほど慣れるの早すぎだし、八五郎さんとの馴染みがこんなにスムーズだったとは。黒石藩のお殿様(甲斐守高宗)の家督の話はほんわか良かったなぁ。一番好きなのは、鉄斎さんの江戸までの話。人情噺にジワリ。そして、金太を登場させてくれて嬉しい。そっか、こうやって金太は長屋にやってきたのか、やっぱ大事な存在なんだな。それぞれが途中からそうなったのではなく、初めから彼らだったのが一番の満足。2023/09/24

のり

118
おけら長屋の愉快な仲間達が、どの様な軌跡を辿って集まったのか、その経緯がわかった。万松の二人は出会うのが運命付けられいた。八五郎もやはり只者ではなかった。金太に関してはやはり笑わせてもらったが、皆に愛されているのが良くわかる。殿や鉄斎の苦難も改めて理解したし、人となりを存分に堪能出来た。巻末の名場面ガイドも懐かしくて良かった。2023/11/09

はにこ

100
こうやっておけらメンバーは集まった。そんなおけら長屋外伝。万松のやってきたところや、金太がやってきたところ。特に金太はおけらにとってキーパーソン。元々そう思っていたけど、それどころか福の神だね。黒石藩の話も、鉄斎の話もとても良かった。作者の解説つきで振り返りがあったが、忘れているエピソードも。。読み直して新シリーズに備えなければ!2023/10/12

初美マリン

98
馬鹿と外道とは違うというのがこの本の真髄かなと思った。やはり島田鉄斎いいなあ。おけら長屋の成り立つ以前のお話。2024/01/24

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