出版社内容情報
京セラを世界的企業に育てあげ、晩年は経営破綻したJALを再建に導いた稀代の経営者・稲盛和夫。彼の生涯を綴った唯一の完全評伝。
内容説明
「フィロソフィ」「アメーバ経営」の原点はここにある!日本が世界に誇る名経営者・稲盛和夫。本書は、稲盛氏本人へのロングインタビューと膨大な資料の綿密な考証を元に、その稀有な生涯を丁寧に綴った傑作評伝。
目次
序章 誓いの血判状
第1章 勝ちに見放されたガキ大将
第2章 ファインセラミックスとの出会い
第3章 世界の京セラへ
第4章 第二電電への挑戦
第5章 奇跡のJAL再生
第6章 利他の心を永久に
著者等紹介
北康利[キタヤストシ]
昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
2
フライヤー2023/04/04
しおうり
1
読了してみて、かつての盛和塾の人気の高さの理由が分かる気がする。2023/07/26
伊東 和哉
0
稲盛和夫氏の生きてきた軌跡を紹介する中で、彼の人生哲学と思想が理解できた。 タイトルにあるように稲盛氏は利他の心の持ち主。 自分の心を高めることすなわち自己の欲求よりも利他の精神。 それが体現できている人なのだと思う。 だからプロ経営者としてもできたのだろう。 だから人はついてくるし、お会いしてみたかったと思える人。 リーダーに大切なのは人徳だとつくづく感じる。2024/07/06
ゆうじ
0
600頁を超える大著だが、稲盛和夫氏の波乱万丈な人生に引き込まれ、あっという間に完読することができた。氏が、いかにしてフィロソフィの大切さに気付き、人生に経営に活かしてきたがた良く分かった。2023/06/01