出版社内容情報
多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。実は本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。その話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる雑談になるのだ。
本書では稀代のベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」「毎日同じ服を着て同じメニューの粗食を食べた『ドケチ』の超お金持ち」「若き出光佐三にとことん資金援助した日田重太郎のぐっとくる一言」など、「ウケるネタの具体例」も満載。21万部ベストセラーとなった前著(PHP新書)に、「『藩』という言葉はほとんど使われていなかった」など、江戸時代のエピソードを加えて文庫化。
【目次より】
●数字が重要――シャチの体重は10トン
●失敗談ほど面白いものはない
●「面白さ」の7割以上が話術
●零戦の話――機体に直線がほとんどない奇跡の戦闘機
●雑談に使える古典の物語
●個人的な思い出話でも、普遍性を持たせればOK
●ヨーロッパ人を驚かせた幕末の日本人
●親友とする真面目な話
内容説明
ベストセラー作家がストーリー仕立ての技術を公開!「沈黙の多い会話」を「盛り上がる会話」に誰でも雑談上手になれる。
目次
第1章 人を引き付ける話をする技術(起承転結が基本;つかみが大事 ほか)
第2章 その気になれば、誰でも雑談上手になれる(相手ではなく、自分が関心を持つ話題を探せ;一番大切なことは「人を楽しませたい」という気持ち ほか)
第3章 こんな話に人は夢中になる(意外なオチは記憶に残る;スポーツ選手の凄さを伝える時のコツ ほか)
第4章 歴史雑学は多くの人の興味を惹く(江戸時代にまつわる大きな誤解;江戸時代 驚きのエピソード ほか)
第5章 親友とする真面目な話(殺害された市民の数は、全人口より多い?;一人の男の虚言が大問題を生んだ ほか)
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年大阪生まれ。同志社大学中退。人気番組「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家となる。2006年『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。09年講談社で文庫化され、累計450万部を突破。13年映画化される。同年『海賊とよばれた男』(講談社 単行本12年、文庫14年)で本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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geki
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