出版社内容情報
江上 剛[エガミ ゴウ]
著・文・その他
内容説明
サラリーマンは50代からが2度美味しい。銀行員から作家に転身した著者の応援メッセージ。
目次
プロローグ 50代の壁とは?
第1章 「負け組」50代にならないために
第2章 サラリーマンは50代からが2度美味しい―「続ける派」へのアドバイス
第3章 50代からの「出直し」戦略―「辞める派」へのアドバイス
第4章 50代からあと何年、働きますか
エピローグ 50にして天命を知る
著者等紹介
江上剛[エガミゴウ]
1964年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
laptop
7
ページ後半の、著者の50代の体験談が凄まじい。著者の立場を慮るほどに、そんなしんどい状況をよく乗り越えたなとの思わざるを得ない体験だが、前半では一般的な50代が直面する問題についてもしっかり取り上げられていて、50代でなくとも勉強になる。何事も、自分自身や目の前のことを直視することから始め、そして一歩を踏み出すということが大事なのだと強く感じる。2023/12/14
Mik.Vicky
5
丁度私も50を超えたところ。気力の衰えを感じる事はないわけではないが、世間で言われているよりはるかに気力も体力も精神力もあると思う。 ただ、若い者には負けない!など変に気負うことなく、自然に生きていきたい。 筆者が言っていたように、若者にすり寄ることなく、孤独なオッサンでいたいと思う。2022/11/06
hinotake0117
3
身体、精神について何もしていないと衰えを感じ始める時代にどう対処するかをさまざまな壁を紹介する中で考える。 個としての自分を磨いていく努力を気がついた段階で始めていくことが重要。今日がいちばん若い日。やれることからやっていこう。2024/01/02
dice-kn
3
著者は49歳の時にサラリーマンを辞めて作家になられたそうですが、私も同い年で長く働いていた職場を離れました(サラリーマンの枠内ですが・・)。著者と違って独り者なので身軽ではありますね。壁という表現があまりピンときませんでしたが、思うのと実行するのとの間にあるのが壁なのかな? でも本書は何でも「~の壁」と言っていてよくわからないですね(笑い2023/09/23
ひつじパパ
2
50代って、気力体力がある若い世代を振り返って反省し、新しい一歩を踏み出す年齢なんだなぁ、と思った。若い頃の我欲を捨て、家族や地域との絆を大切にしつつ、これからの人生をどう充実して過ごせるかが課題である。その意気込みというか、気合みたいな感情を著者から、この本を読んで頂いた感じがした。テレビに出演している著者の押しの強さみたいな強いキャラも、文章から滲み伝わってくる。2022/11/05
-
- 洋書
- Martyr!