PHP文芸文庫<br> 鎌倉燃ゆ―歴史小説傑作選

個数:

PHP文芸文庫
鎌倉燃ゆ―歴史小説傑作選

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月25日 19時05分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569901527
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2022年大河ドラマの舞台は鎌倉幕府!
北条義時をはじめ、源頼朝を取り巻く鎌倉武士の壮絶な生き様を描き切った衝撃のアンソロジー。

鎌倉幕府草創期から、二代将軍源頼家の時代に始まった宿老ら十三人による合議制を経て、三代将軍実朝の暗殺、承久の乱まで――。
流されるように生きてきた北条義時が人生を賭けた大勝負に出る「水草の言い条」(谷津矢車)、“讒訴の奸物”となった梶原景時の生き様を描く「讒訴の忠」(吉川永青)、権謀術数うずまく幕府において、畠山重忠が坂東武者の誇りを見せる「重忠なり」(矢野隆)など、実力派作家七人によるアンソロジー。

内容説明

鎌倉幕府草創期から、二代将軍源頼家の時代に始まった宿老ら十三人による合議制を経て、三代将軍実朝の暗殺まで―。流されるように生きてきた北条義時が人生を賭けた大勝負に出る「水草の言い条」(谷津矢車)、“讒訴の奸物”となった梶原景時の生き様を描く「讒訴の忠」(吉川永青)、権謀術数うずまく幕府において、畠山重忠が坂東武者の誇りを見せる「重忠なり」(矢野隆)など、実力派作家七人によるアンソロジー。

著者等紹介

細谷正充[ホソヤマサミツ]
文芸評論家。1963年、埼玉県生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

121
まさに大河とカップリング抜群の鎌倉なアンソロジー。小栗義時、獅童景時、菅田義経が躍る躍る躍る。書き手が違えば人物描写も変わってくる。谷津さんが描く巻き込まれタイプの義時は大河の小栗くんそのもの。安部龍太郎さんが描く実朝目線の義時は老獪な謀略の化身。七編の物語には政子も畠山も大姫も登場して鎌倉オールスターズの様相。でもって、やはり全てに共通してるのは「道理は強者による」。いつ寝首を掻かれるかわからない、将軍でさえ絶対ではない…。鎌倉は怖いトコロです。とくに権力欲の虜になった時政パパは常にどす黒さ全開で。2022/05/31

まちゃ

73
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に因んだアンソロジー。鎌倉幕府草創期から、二代将軍頼家の時代の宿老ら十三人による合議制、三代将軍実朝の暗殺、承久の乱まで。鎌倉武士の生き様を描いた歴史小説傑作選。源頼朝と義経の関係、将軍・頼朝、頼家、実朝と御家人衆の関係など知らないことが多く、ためになりました。有意義な読書体験でした。2021/10/10

けやき

68
書き下ろし4作品を含む7作品の鎌倉幕府草創期のアンソロジー。北条義時が主人公の谷津矢車さんの「水草の言い条」と大姫と静御前が主人公の秋山香乃さんの「蝸牛」がお気に入り。2021/09/18

baba

43
鎌倉時代の人物に焦点をあてたアンソロジー。義時、大姫と静、蘇我兄弟、梶原景時、頼家、畠山重忠、実朝らのそれぞれの苦悩と己の思いが伝わり読み応えのある短編でした。2021/11/15

森の三時

42
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の描く時代と重なるため予習として読みました。鎌倉幕府創成期から源氏の滅亡、北条氏が権力を掌握していく過程が描いた、様々な作家の作品群、秀作ぞろいでした。ライバルに謀叛の疑いを掛け次々と退けていく北条氏(政子を含む)のやり方に大義もなく、ここまでくると怖さを感じます。北条氏のことが苦手な理由を改めて再確認しました。それに比べて、陥れられ滅ぼされた側の武士たちの人物像や、最期に見せる矜持に心を動かされました。登場人物の違った面や相応の理由を知り、評価が変わりました。2022/01/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18278218
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。