出版社内容情報
少子高齢化、憲法改正、国境を巡る外交問題、災害、教育改革、汚職……。
社会問題は痛い目にあった先人に学べ!
超人気予備校講師が、歴史の視点で現代社会を滅多切り!
歴史は安定期と混迷期を繰り返す、現代においてもそれは変わらない
混迷期においては「昨日までの制度・体制・価値観・方法論・常識が明日にはまったく通用しない」のですから、昨日までの方法論・常識を疑い、いちいち物事を深く掘り下げて考究し、検証しなければ明日を生き抜けないのに、そんなことにも気づかずいつまでも「前例主義」にしがみつく組織は時代の荒波の中に消えていくことになるのです。先般、菅首相がその所信演説で「悪しき前例主義を打破し…」と発言しましたが、「前例主義」に“悪しき”という冠が付くこと自体、現在の日本が「混迷期にある」ことを意味しています。 (「まえがき」より抜粋)
『現代を読み解くための「世界史」講義』を改題し、加筆・再編集。
内容説明
現代「民主制」の機能不全の原因とは?なぜ米大統領選で“欠陥制度”を使い続けるのか?国境を巡る“弱腰外交”の結末とは?日本の教育改革は「科挙」の二の舞か!?歴史的観点からニュースを読み解けば、その本質を理解できる!
目次
1 真実は「言葉の裏」にあり
2 歴史の“必然”には逆らえない
3 この道はいつか来た道
4 「現在」は「過去」から出来ている
5 人間は歴史から学べない
6 真の成功は試練の先に在り
著者等紹介
神野正史[ジンノマサフミ]
河合塾世界史講師。世界史ドットコム主宰。学びエイド鉄人講師。ネットゼミ世界史編集顧問。ブロードバンド予備校世界史講師。歴史エヴァンジェリスト。1965年名古屋生まれ。既存のどんな学習法よりも「たのしくて」「最小の努力で」「絶大な効果」のある学習法を永年にわたって研究し、開発。「世界史に暗記は要らない」という信念から作られた「神野式世界史教授法」は、毎年、受講生から「“歴史が見える”という感覚が開眼する!」と、絶賛と感動を巻き起こしており、偏差値が1年間で20~30上がる学生が続出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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サンシロウ
ゆきを
紫砂茶壺
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yoske F