出版社内容情報
デフレ対策で失敗した信玄、年利48%以上の比叡山フィナンシャル・グループ、有料テーマパークだった安土城……元国税調査官が戦国大名をガサ入れ!
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、北条早雲……
どんなに戦上手でも経済に弱い戦国大名は生き残れない!
なぜ、信長は桶狭間で大勝できたのか?
なぜ、武田信玄はもっと早く信長に対抗しなかったのか?
なぜ、明智光秀は謀反を起こしたのか?
なぜ、家康は秀吉が恐れるほどの財力を持てたのか?
お金の視点で見れば、これらの謎はすべて解ける!
現代の我々からしてみると戦国時代は、長い江戸時代のさらに“向こう側”にあるので、現実感のあまりない遠い昔の出来事のように感じてしまう。だが、経済面から見るならば、戦国時代は決して“遠い”ものでも、また“現代とまったく関係のない時代”でもない。むしろ、戦国時代に日本経済の基本ができたとさえいえるのだ。 (「あとがきに代えて」より)
内容説明
なぜ、信長は桶狭間で大勝できたのか?なぜ、武田信玄はもっと早く信長に対抗しなかったのか?なぜ、明智光秀は謀反を起こしたのか?なぜ、家康は秀吉が恐れるほどの財力を持てたのか?お金の視点で見れば、これらの謎はすべて解ける!
目次
幕府の“財政破綻”から戦国時代の幕が上がる
桶狭間の戦いは“経済覇権争い”だった!
織田信長の“錬金術”を徹底調査
税金オンチ・武田信玄は“破綻寸前”
軍需物資の“調達スキル”が生死を分ける
“血と欲望”にまみれた南蛮貿易の収支決算
比叡山フィナンシャル・グループ「年利は48~72%です」
“集金レジャーランド”としての安土城
上杉、毛利、島津…諸大名たちの経済戦略
「本能寺の変」と「土地改革」の謎
秀吉は無謀な朝鮮出兵で何を得ようとしたのか?
家康の“経済効率のいい”天下取り
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史を研究し、別のペンネームでこれまでに30冊を超える著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クリアウォーター
Hiroki Nishizumi
たけひろ
甘鯛
zuisei