出版社内容情報
小学6年生の光平は、12月に入ってから卒業式の3月19日までの日にちを数え始めた。そして、5年生の夏から始めた日記に、再び取り組むことを決めた。
転校してきて学校になじめない望月大星くんとは集団登校の班が一緒なのに、なかなか距離が縮められずにいた。ところが、アニメの話題で少しずつ望月くんが心を開いてくれるようになってきた。
日記には、「新年の元旦までに卵割りができるようになった」「卒業するまでに望月大星くんと友だちになった」「卒業式の『返す言葉』を読む卒業生代表に立候補 した」などの目標を書き、つぎつぎとかなえていくが……。
失敗や挫折を経験しながらも、努力することの大切さを描いた一冊。
1巻目の『願いがかなうふしぎな日記』は、「読書感想文におすすめの本」として好評です。本書は「願いがかなうふしぎな日記」シリーズの第4弾。
内容説明
卒業式までの一日一日を大切に―。小学校時代の最後の日記に取り組んだ光平。望月大星くんと友だちになった、「返す言葉」を読む卒業生代表に立候補した…。卒業式までに最高の思い出をつくるため、光平は突き進んでいく。シリーズ最終巻。
著者等紹介
本田有明[ホンダアリアケ]
作家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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