出版社内容情報
人体と体温のひみつをさぐろう!
気温が-50℃や40℃の地でも人は住んでいますが、体温の許容範囲は10℃くらい(34~43℃)で、それ以下・以上になると、命に危険がおよびます。体温とは何で、生命活動とどう関係し、人はどのように体温調節をしているのでしょうか。熱中症や低体温症の予防対策にもふれながら、人体と体温のひみつをさぐります。
第1章 気温と人が感じる暑さ
地球上で人が住める環境/人の体温の許容範囲/気温と暑さ/暑さに影響する要因/コラム:猛暑日・酷暑日の記録
第2章 体温とは何か
体温とは/平熱と発熱/低体温症とは/恒温動物と変温動物/コラム:高体温を保つ変温動物
第3章 体温を調節するしくみ
体温調節とは/セットポイント体温とは/体のクーラー(1):皮膚血管/体のクーラー(2):汗腺/熱をためない体のしくみ/温度を感じるしくみ(センサー)/体温調節のしくみ(コントローラー)/熱中症とは(1):原因とメカニズム/熱中症とは(2):症状と対処法/熱中症の予防と対策/運動時の熱中症の予防法/子どもの体と体温調節/野生動物たちの暑さ対策
内容説明
体温と体温調節にはふしぎがいっぱい!この本では、気温と体温の関係、体温調節のしくみ、低体温症や熱中症について紹介します。
目次
1 気温と人が感じる暑さ(地球上で人が住める環境;人の体温の許容範囲;気温と暑さ;暑さに影響する要因;気温・体温のふしぎ 猛暑日・酷暑日の記録)
2 体温とは何か(体温とは;平熱と発熱;低体温症とは;恒温動物と変温動物;気温・体温のふしぎ 高体温を保つ変温動物)
3 体温を調節するしくみ(体温調節とは;セットポイント体温とは;体のクーラー(1) 皮膚血管 ほか)
著者等紹介
永島計[ナガシマケイ]
1960年生まれ。京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。京都府立医科大学附属病院研修医、イェール大学医学部ピアス研究所ポスドク研究員、王立ノースショア病院オーバーシーフェローなどを経て、現在、早稲田大学人間科学学術院教授。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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