出版社内容情報
苦手なことを、努力によって克服していく姿を描いた「しゅくだい」シリーズ第8弾。
ひろきは、ドッジボールが苦手で、いつも最初に当てられていた。クラス対抗のドッジボール大会が迫っているので、何とかしたいと思ったひろきは、まずはお兄ちゃんと一緒にランニングを始めることにした。お兄ちゃんに悩んでいることを相談すると、ドッジボールがうまい同じクラスの池田くんに特訓をお願いしたらと言われた。
次の日、池田くんに教えてほしいとお願いすると引き受けてくれて、ボールをよける練習から始まった。その後、ひろきと同じようにドッジボールが苦手な栗田さんも練習に加わった。ボールの投げ方も教わり、少しずつコツがつかめてきたひろき。
練習試合でひろきのクラスは負けてしまったが、ひろきと栗田さんがうまくなっている様子を見て、クラスのみんながおどろいていた。そして、いよいよドッジボール大会の日がやってきた。
内容説明
ドッジボールがにがてなひろきは、同じクラスの池田くんとお兄ちゃんに特訓をしてもらうことになった。池田くんとは、ボールをよける練習から始まって…。小学校低学年から。
著者等紹介
福田岩緒[フクダイワオ]
1950年、岡山県生まれ。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縞子
11
夏休み八冊目。息子が大好きなシリーズ。そして大好きなドッジボール。投げるのもよけるのも好きだけれど、強いボールをとるのはまだ少し怖い息子。共感するところもあったよう。ハラハラの展開で一緒に読んでいて楽しかったです。2022/07/25
BEAN STARK
5
しゅくだいシリーズ。特訓、努力の成果に感動。2022/07/29
遠い日
4
「しゅくだい」シリーズ。シリーズをまだ全部読めていませんが、今回は熱量がすごかったように思います。ドッジボールが苦手なひろき。負けるから大会に出ないでくれと池田くんに言われたひろきは、猛然と特訓を開始する。もうそこからの突っ走るエネルギーに圧倒されっぱなし。変わっていく体。変わっていく心。立ち向かうこと、諦めないこと、逃げないこと。大嫌いだったスポーツもドッジボールも、初めてひろきに結果を与えてくれるものとなった。2022/10/22
三色だんご
1
6歳 図書館 一人読み2022/10/31
ゆうぴょん
1
小5娘。親子揃ってドッジボールが嫌いです。 苦手なことに取り組むことは大切ですがね。ボール競技のつらいのは周囲に迷惑をかけること。 いじわるに思えた子は、ただ単に負けず嫌い。教えてもらうことで絆は深まり、ついには…。 努力するのは本当に大切ですね。あと仲間も。 でも、やっぱりドッジボール。もう2度とやりたくないですが…2022/08/28