カラフルノベル 推しトモ！

吉田 桃子【著】

ＰＨＰ研究所（2022/01発売）

• サイズ 46判／ページ数 190p／高さ 19cm
• 商品コード 9784569880358
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

推ししか勝たん！！！！
友だちゼロ。「好きなもの」もない。家ではまるでお手伝いさん。……生きてる意味、あるのかな。主人公の唯は、中学校入学を機にそんな自分を変えたいとキャラ変を試みるがあえなく失敗。孤立した学校生活を送っていた。ある日偶然、アイドルのゲリラライブに遭遇した唯は、そのアイドルに目を奪われる。そこで出会った少し個性的な女の子スウと「推し活」をしているうちに、冴えない毎日を送っていた唯に変化が訪れて……。「推し活」を通して、本当の友だちができた唯は、次第に自分のことも好きになっていく。
「だって、推しががんばってるんだよ？　だったら、わたしもがんばるしかないでしょ！」
【本書の特徴】
●正しい「推し活」が学べる！
●「推し」ているものがあるひとは必ず共感できる！
●毎日がキラキラかがやきはじめる青春成長ストーリー!!

内容説明

偶然、アイドルのゲリラライブに遭遇した唯は、「推し活」を通して、ちょっと個性的な女の子・スウと本当の友情を育んでいく。

著者等紹介

吉田桃子［ヨシダモモコ］
１９８２年生まれ。日本児童教育専門学校絵本童話科を卒業。２０１５年、第３２回福島正実記念ＳＦ童話賞で佳作に入選。２０１６年、第２回小学館ジュニア文庫小説賞で金賞を受賞し、『お悩み解決！ズバッと同盟』（小学館ジュニア文庫）として刊行される。同年、第５７回講談社児童文学新人賞を受賞し、『ラブリィ！』（講談社）を刊行し、２０１８年、同作で第５１回日本児童文学者協会新人賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うー]

学校ではぼっち。好きになれるものもなく、家では幼い双子の面倒をみてる中学1年の桐谷唯が偶然インディーズアイドルグループのゲリラライブに遭遇、、とあり得ない展開が続く😅それでも推しにドキドキしたり推し友仲間ができたり、読んでいてパワーを貰える。転売屋のことにも触れられているし、イマドキの高学年くらいから読みやすいと思う。

2022/09/25

[ひなた@低浮上]

私も推し活中。 でも、リアルで推し友欲しい。 占ツクでしか推しを語れる友達がいない。 でも改めて考えるといれいす最強だよね～ まぁ、私の場合は同担拒否だから他担募集中！ いれいす語れる人いたら気軽に声かけてね！ 推し活頑張るぞ～

2023/01/21

[Midori Matsuoka]

かわいい挿し絵、イマドキ言葉のタイトル、おばさんついていけるかな～、と恐る恐る手に取るも、そこは吉田桃子さん、しっかり読ませてくれました！ 小学校高学年くらい～中高生にオススメしたい一冊。 クラスに友だちのいない唯は夢中になるものも特にない女の子。「イケジョ」のグループを横目に肩身の狭い中学生活を送っていた。そんな唯がインディーズのアイドルグループ「Sジェニ」とそのファン、スイに出会い、「推しトモ」と「推し活」をすることで変わっていく物語。 ヤングらしい推し活が描かれていて、読んでいて清々しい！

2022/04/12

[京の都]

図書館の知識の本にあるような読んでいるうちにその分野の基本的な用語や決まり事が分かる、みたいな感じだった。同じ学校で仲良しこよしでつるんだりしなくてもSNSでは親友のように繋がれる関係があってもいいし、それがあれば生きていけるよね。

2022/06/26

[芦屋和音]

中1の唯は友だちゼロ、家では幼い双子の面倒でぐったり。ある日、アイドルのゲリラライブに遭遇して……。推し活とは人生にときめきを与え、ファン仲間と友情を育み、推しが頑張ってるから自分も頑張れる！活動なのだ。転売屋からチケットを買わない等、正しい推し活も学べる楽しい一冊だった。

2022/06/25