PHP新書<br> 猫が世界を救う―人を魅了する不思議な力から、医学への貢献まで

個数:

PHP新書
猫が世界を救う―人を魅了する不思議な力から、医学への貢献まで

  • 提携先に13冊在庫がございます。(2026年08月24日 07時24分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569861371
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0240

出版社内容情報

かつて猫が大陸から船で海を渡って日本にやってきたのは、ネズミから仏教の経典などを守るためだった。その後猫は、日本人の穀物や蚕を守り、「猫絵」や「狛猫」が生まれるなど信仰の対象にもなる一方、人々の心も守ってきたと言える。さらに猫は、がん遺伝子の研究にも大きな貢献を果たしている。
本書では猫のルーツや生態、歴史を解説し、どのように猫に「恩返し」をしていくかを考える。

(第2章より)私は以前、犬も飼っていました。シェットランド・シープドッグのマミちゃんです。
犬のすばらしい長所の一つは、こちらの言葉や声、しぐさに素直に反応してくれることです。たとえば私が嘘泣きをしてみても、ちゃんと慰めてくれます。痛くもないのに「痛い、痛い」と言ってうずくまってみても、心配して飛んで来てくれるのです。実にありがたいものです。ただ、演技であることに気づいていないのか、それとも気づいたうえで付き合ってくれているのか、そのあたりはわかりません。
ところが、猫は違います。試しに、「痛い、痛い」と言いながらうずくまってみても、(飼い猫の)塩八はまったく反応しません。けれども、本当に痛くて苦しんでいるときは、様子を見に来る。これはとても不思議です。
もちろん、猫が人の心を見抜いているなどと簡単に断言するつもりはありません。しかし、言葉や声だけではなく、むしろ、空気の張りつめ方、呼吸の乱れ、身体の動きの重さ、いつもと違う沈黙の質、そういった状態の変化を、何かしら感じ取っているように思えるのです。
犬が言葉に強い動物だとすれば、猫は気配に強い動物なのではないか。私はそんな気がしています。


【目次】

内容説明

かつて猫が大陸から船で海を渡って日本にやってきたのは、ネズミから仏教の経典などを守るためだった。その後猫は日本人の穀物や蚕を守り、「猫絵」や「狛猫」が生まれるなど信仰の対象にもなる一方、人々の心も守ってきたと言える。さらに猫はがん遺伝子の発見にも大きな貢献を果たしている。本書では猫のルーツや生態、歴史を解説し、どのように猫に「恩返し」をしていくかを考える。

目次

第1章 猫という驚異―しなやかな身体と鋭い感覚の謎
第2章 猫はそっと人のそばにいる
第3章 猫はどうやって人類の隣人になったのか
第4章 猫は医学を進めてきた
第5章 猫への恩返し
第6章 京都から始まる猫の未来

著者等紹介

宮沢孝幸[ミヤザワタカユキ]
一般社団法人 京都生命科学研究所代表理事。1964年生まれ。東京大学農学部畜産獣医学科にて獣医師免許を取得。同大学院で動物由来ウイルスを研究。東大初の飛び級で博士号を取得。帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授、京都大学医生物学研究所准教授などを経て、2024年5月京都大学を退職。日本獣医学会賞、ヤンソン賞を受賞。新型コロナウイルス感染症の蔓延に対し、「1/100作戦」を提唱して注目を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

264
ねことヒトとの関わりは、別の本などでも触れていますから、前半は概ね既知の事。動物由来のウイルスを研究する著者さん。DNAや内在性レトロウイルスを使ってイエネコの拡散を説明するのは特異的でしたが。本番は後半戦。ウイルスと生命の関係をもっと知りたくなった。病気との関係は良く知られる所なのだと思いますが、進化史でも重要なプレイヤーだったりするのかも。QOL(Quality Of Life)は医療方面から言われる様になった言葉なんだと思うけど、もっと広く捉えても良いよね。ねこのある生活はQOL向上にも寄与するよ。2026/08/13

読特

42
ネズミを獲って、寄せ付けない。穀物を守り、経典を護る。食を繋いで、知識を育んだ。…内在するゲノム配列が、ガンの研究に役に立つ。感染のメカニズムを解く。新しい薬を創り出す。…身体を丸めて、小さくなる。ぬくぬく伸びて、長くなる。しなやかな身体をみせつける。なんだか癒される。…イリオモテとツシマは別系統。祖先はアフリカからやってきた。古の昔から、洋の東西を問わず、共に暮らして、人類の発展に、数知れぬ貢献を果たして来た。その病を研究して、恩返しをしていこう。猫の病気を治すことは、必ずや人を助けることにつながる。2026/08/11

つきみ

9
一生懸命読んだけれどDNA配列だのゲノムだの難しい箇所はよく理解できず(笑)。それでも猫が人との暮らしの中でどれほど力になってくれたのかがよく分かる一冊だった。そして、これからは猫に恩返しをしていくフェーズなのだということも。「犬が言葉に強い動物だとすれば、猫は気配に強い動物なのではないか。」とはまさに名言!言葉でいくら伝えてもわかってもらえないのも笑、いつもそっと寄り添ってくれていたのも納得。2026/08/01

うさ

4
最新の研究というよりは純粋な猫好き科学者が、自身の研究も散らばしながら猫愛を語る様が、面白い本であった。ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコがイエネコとは遠い親戚なこと、レトロウイルスから、どの様に猫が世界を移動してきたかについての記載は、興味深くみられた。2026/07/25

アマガエル

3
猫の病気を解明するためのウイルス研究が、人類の病気を解明するヒントになる。それゆえ、猫のウイルス研究は世界を救う(かも?)というのが本書の主旨。ウイルスの構造や専門用語が多数出てくる後半は、文系人間には理解が追いつかず、読み進めるのに時間がかかった。動物のウイルス研究と人間のウイルス研究が双方向にリンクして循環していくのが理想なのだろう。2026/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23469933
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品