出版社内容情報
“セキレイが囀る満月の夜、巫女石の近くにいると予知夢を見る”。
そんな不思議な伝説が残る島・鶺鴒島にたたずむレストランホテル「オーベルジュ鶺鴒」。
不仲な両親と少女、愛犬を連れたセレブ、訳アリのカップル……巫女石に導かれ、各々の“未来”を見てしまった宿泊客たち。「オーベルジュ鶺鴒」は未来を見た彼らがより良い選択をできるよう、最高のおもてなしで迎える。
一方、スタッフの天原雅も「島に異変が起き、ホテルがいずれ倒壊する」という予知夢を見ていて――。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Toffy
12
本を閉じる時に私もこの物語から現実の世界に戻り、「あの時の選択は正しかったのか?」「じゃあ、あの時は…?」と考えてしまった…。2026/07/05
ぶんぶん
6
netgalleyで読了。 物語そのものもよかったですが、個人的には 「本当の自立とは依存先を増やすこと 自己解決能力は大事だけど人は誰でも家族や友人、仕事や趣味、いろんなものに依存している。たとえばその依存先がひとつだけだと、そこに依存心が集中してしまう。大事なのは多くの依存先を作ってそれらの中から偏らず自由に選ぶこと。それが真の自立だという考え方だ。」 という台詞が今の自分に当てはまり…この文を読むためにこの作品に出会ったんだな…と。2026/06/21
なつ
5
NetGalleyにて。感想は、ある方の素晴らしいコメントを引用させてもらいます。『舞台はある島のホテル。客人たちは揃って何が起きてもおかしくない人生に遭おうとしている。「なりたくなかった」今に居るのはホテルのキャストも同様だった。物語の核は「未来」。さあ、どうする。未来がはじまる。キャストも、地場の素材も、在る自然も、生きとし生ける者すべてが、いい仕事をする。へこたれない未来を画策する。私はいま、旅が終わってしまった寂寥と未来がはじまる狭間で、軽く酔っている』 自分は意外なラストに胸が震えました。 2026/06/27




