PHP新書<br> なぜあの人は時間を守れないのか

個数:
電子版価格
¥999
  • 電子版あり

PHP新書
なぜあの人は時間を守れないのか

  • ウェブストアに65冊在庫がございます。(2026年03月28日 10時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569860527
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C0230

出版社内容情報

あなたの周りにも、提出物を締め切りまでに出さない人、時間ギリギリまで行動しない人がいるのではないだろうか?

 本書では、そうした時間にルーズな人にイライラする周囲の人や時間管理に悩む当事者に向けて、時間を守れない背後にある問題を突き止め、どのように処すれば、時間にルーズな人の行動を治すことができるのか、また時間にルーズな人に対してどのように接すればよいのかを、公認心理士として数多くの時間管理に関するカウンセリングや研修を行い、九州大学で研究を行う心理学博士の著者が明らかにする。

 第1章では、「だらしない」と片付けられがちな行動について詳述する。時間に遅れる、ギリギリで行動する、締め切りを守れないといった行動の背後には、単なる意識の欠如や怠慢ではなく、記憶力や計画力、時間感覚のズレといった心理的要因が影響していることが解説される。これにより、「できないこと」を「しない」と誤解することの問題を浮き彫りにする。

 第2章は、時間心理学の視点から、時間感覚の違いについて考察する。例えば、ある人が「5分」をどのように感じるかという点に注目し、報酬への感受性やADHD(注意欠陥多動性障害)傾向のある脳の特性がどのように時間の使い方に影響を与えるのかを示す。

 第3章では、実行機能という視点から「動けない」理由について探る。実行機能は、目標を達成するために必要な一連のスキルを指すが、これが発達する過程やその障害が時間管理にどのような影響を与えるのかを述べる。

 第4章では、時間管理を阻む考え方や行動パターンについて分析する。特に、時間管理に失敗する原因となる「悪循環」を断ち切るために、考え方や行動のクセを見直し、具体的な対策を講じる重要性が強調される。

 第5章では、上司や管理職が部下に対してどのように時間管理を指導すべきかについて解説する。合理的配慮を含む視点から、部下が時間管理に苦しむ理由を理解し、適切なサポートを提供する方法を提案する。また、タスク設計や進捗管理の技法、部下が失敗しないためのリマインドやフィードバックの重要性にも触れる。

 本書は、時間管理の問題を「できない」こととしてではなく、「できるようにするために必要な支援」があることを理解することを促す。具体的な事例を通して、時間管理に関する心理学的アプローチを実践的に学び、本人やその周囲の人々がどのようにサポートすべきかを考えるためのガイドとなる内容である。


【目次】

内容説明

本書は、時間管理ができない背景を神経心理学、時間心理学、著者の臨床経験などから解明するものである。行動の遅れはだらしなさではなく、実行機能やADHD特性、時間感覚の偏り、考え方の癖や行動パターンに起因すると説く。また職場では合理的配慮が重要と述べ、上司が適切に支援するための実践的手法を示す。本人のつまずきを理解し、個人と職場の負担を減らす指針となる一冊。

目次

第1章 「だらしない」では説明できない行動(こんな人いませんか;遅刻、締め切り破り、ギリギリの行動の背後にあるもの;「できない」ことを「しないからだ」と誤解してしまう構造)
第2章 人によって異なる時間感覚―時間心理学の視点(「5分」の感覚のズレ;報酬への感受性と時間割引;ADHD傾向と「未来を感じづらい」脳の特性)
第3章 “実行機能”の視点から見た「動けなさ」(実行機能とはなにか;実行機能が育つプロセス;発達特性としての「行動の遅れ」の理解)
第4章 考え方のクセと行動パターンが時間管理を阻む(時間管理の悪循環;考え方のクセ;行動パターン)
第5章 上司が身につけるべき部下への時間管理(大人になるとたいてい悪循環にハマっている;合理的配慮という視点から考える時間管理;「どこで止まっているか」を見極めるフレーム;タスク設計:大きな仕事を「小さく区切る」技法;進捗管理:スパンは短く、報告頻度は高く、意志に頼らぬ定期ミーティング設定;視覚化と即時フィードバックの導入例;部下が失敗しないための「リマインド」「足場づくり」;管理職に求められる「適応支援」の視点とスキル)

著者等紹介

中島美鈴[ナカシマミスズ]
公認心理師、臨床心理士。心理学博士(九州大学)。専門は成人期のADHDの認知行動療法、時間管理、集団認知行動療法。肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部、福岡県職員相談室などを経て、九州大学大学院人間環境学府にて成人ADHDの集団認知行動療法の研究に携わる。他に、福岡保護観察所、福岡少年院などで薬物依存や性犯罪者の集団認知行動療法のスーパーヴァイザーを務める。朝日新聞デジタル医療サイトapitalにて認知行動療法コラムを連載中。peatixにてオンライン時間管理グループレッスン、セミナー開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
提出物を締め切りまでに出さない人、時間ギリギリまで行動しない人にイライラする人向けに、どうすればよいのかを明らかにする1冊。記憶力や計画力、時間感覚のズレといった心理的要因、脳の特性がどう時間の使い方に影響を与えるのか、実行機能から見た動けない理由、時間管理に失敗する原因となる悪循環、それらを踏まえて上司や管理職がどう時間管理を指導していくべきかを解説していて、時間を守れないのは脳のクセやパターンであることを意識して、時間管理の問題ができないではなく、必要な支援があることを理解することは確かに大切ですね。2026/02/06

おいしゃん

17
タイトルに惹かれて。見通しが甘く、欲張るがゆえ、時間に追われがちな自分へ、まさに自戒も兼ねて。認知行動療法など、心理学を駆使した面白い切り口の本ではないか。2026/02/05

参謀

2
3章まではADHD(注意欠陥多動性障害)の人がなぜ時間が守れないのかの説明で、専門分野らしく、なかなか難しかった…ただ大人になってもADHDと診断されることが多くなったというのは知っているが、何でもかんでもそのせいするのは…後半は「期限を守るには?」というよりは上司と部下の関係の構築の話。これは他の本でも書いてある事と同じだった。できない理由を言うより自分で気づいてもらう。上司が具体的に作業を見せる。失敗させて学ぶより、小さな成功をさせるなど。スマホ利用も子供に「今のシーンは~」と会話するとよいらしい。2026/03/09

a.i

1
★★★2026/02/20

OwL

1
時間を守るための本は多々あるが、守れない理屈を考察した本は珍しい。意識的に克服してきたことが多いが、それによって時間を守れない人への理解ができなくなっていたことを自覚。改めて、相手のことを考えて、受け止める意識を持つようにしたい。2026/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23038851
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品