紅色の幻―おいち不思議がたり

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紅色の幻―おいち不思議がたり

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569859392
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

飾り職人の夫・新吉が帰ってこない――。不安に駆られたおいちだったが、新吉は朝になって、何事もなかったかのように家に戻ってきた。
しかし、新吉が言付けを頼んだ職人らしき人物が、菖蒲長屋近くで殺されていたことが判明する。しかもその懐には、きれいなビードロの風鈴がしのばせてあった。
おいちは、身重であることも忘れ、岡っ引の仙五朗とともに、事件の解明に乗り出す。
そんな折、おいちは石渡塾で共に学ぶ和江が、血飛沫を浴びたかのように紅く染まった幻を見てしまう。これは何かの予兆なのか。おいちは忍び寄る禍々しい気配に身をすくませる。
シリーズ累計46万部突破! 仕事も家庭も大事にしたい娘の奮闘と成長を描いた青春「時代」ミステリー第七弾!

内容説明

第7弾、誕生篇。結婚し、子を授かったおいちの奮闘と成長を描く青春「時代」ミステリー最新刊。殺された男の懐から風鈴が…。涼やかな音色に、なぜか背筋が震えたおいちは。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校の臨時教師を経て、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1~4』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞、時代ものの三つのシリーズで、日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

137
おいち、おめでとう。シリーズ第7弾は誕生篇とある。久しぶりの本作、父・松庵と伯母・おうたの掛け合いで、そうそうこの感じと、物語の世界へ入っていった。おいちの夫・新吉が拵えたメスで事件が起きたのか・・石渡塾の塾生・和江とその父・漢方医堂安の親子が絡むのか・・今回もおいちは視えてしまう。身重の自分をつい忘れてしまいそうになるおいちを支える皆が優しい。忙しい日々を送りつつ妻として、母として更に医師を目指すおいちに頑張れと言いたい。仙五朗親分が相変わらず好い(そこ?)次回はおっかさん頑張るの巻かな。2025/07/11

タイ子

86
シリーズ第7弾。無事だと思うのに、ドキドキが止まらない。新吉が一晩帰ってこなくて事件が起こったとなると、あさのさんだから何か起こすかもと不安にもなろうってもので。あさのさんが聞けば「そこまで私はエグくないですよ」と言われそうだけど。おいちの出産もどんどん近づく中で起こる新吉と同僚の錺職人の死。どこか不自然な事件と、おいちの通う医塾の塾生たちとの絆が描かれる今作。剃刀の仙こと仙五郎親分の存在がやはり際立っていい。おいちの出産後の医療への不安と葛藤は今の女性にも通じるかもしれない。おいち母、おめでとう!2025/12/10

初美マリン

81
女性としての理不尽さを正したいと思っているが、女性としての特性も充分に、おいちは味わっていると思う。2025/12/04

はにこ

72
この時代に女性が医師として生きていく難しさを思う。しかもおいちは新吉と結婚して子を宿す。子育てしながら仕事をするのは今も昔も大変だものね。将来に期待も不安もあるけど、食欲旺盛で元気なおいち。事件に首を突っ込むからハラハラするわ。美代さんが居てくれて良かったよ。和江の親は嫌な奴だけど、こういうこと多かったんだろうな。次は母、おいちが見られるのかな。2025/09/11

itica

66
シリーズ7。おいちの夫、新吉の同僚の死と、おいちの通う石渡塾の塾生と父親の確執が心配の種に。身重のおいちに降りかかる災難と余計なものが視えてしまう体質に、お腹の子は大丈夫なのかとハラハラした。唯一の息抜きは父親と伯母の漫才のようなやり取りだ。しかし、このふたり、以前より辛らつになっている気がする(面白いから良いけれど)。次回作では子連れ医師(の卵)の新しい顔が見られるだろうか。楽しみだ。 2025/11/19

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