PHP新書<br> 再雇用という働き方―ミドルシニアのキャリア戦略

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PHP新書
再雇用という働き方―ミドルシニアのキャリア戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569859156
  • NDC分類 366.28
  • Cコード C0230

出版社内容情報

0歳から備え、70歳まで働く時代に突入している。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、企業は若手人材の確保に苦戦を強いられている。採用競争の激化や離職率の上昇により、もはや若手中心の戦略は限界を迎えており、経験とスキルを備えたミドルシニア層への期待がかつてなく高まっている。
本書『再雇用という働き方──ミドルシニアのキャリア戦略』は、そうした社会的背景のもと、再雇用という選択肢がいかに個人と組織にとって重要なテーマとなっているかを明らかにするものである。ミドルシニアは単なる“補完戦力”ではなく、組織の中核を担うべき存在として、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる。
長期化する職業キャリアの中で、50代・60代の働き方は大きな転換期を迎えている。再雇用後の処遇や報酬が低下する中、自らの役割をどのように再構築し、価値を発揮するかが問われている。
本書では、個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリアの再設計に必要な視点と戦略を具体的に提示している。
また、企業側の視点としては、ミドルシニアを活かすために必要な三つの要素──報酬レンジの拡大、職務の多様化、処遇の柔軟性──を軸に、人事制度の見直しや現場マネジメントの課題にも切り込む。本書は、個人と組織の双方にとって、これからの働き方と人材活用の実務的なヒントとなるだろう。
「ポストオフ」で得られる新たな経験や学びが、第二のキャリアの質を決める。自らの可能性を再発見し、社会の中で再び役割を果たすことが、ミドルシニアの人生を豊かにし、ひいては日本経済全体を下支えする力となる。
ミドルシニアのキャリアに悩むすべての人に届けたい、実践的かつ希望ある一冊である。


【目次】

内容説明

変わる社会で問われる、ミドルシニアの価値と役割。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、若手人材の確保が困難を極める。採用競争の激化や離職率の上昇により、企業は人事戦略を見直さざるを得ない。こうした中、経験とスキルを持つミドルシニア層への期待が高まる。ミドルシニア個人もキャリアの再構築や働き方の見直しを迫られている。本書では社会と企業の変化を背景に、ミドルシニアが新たな役割を見出し、自らの価値を再発見する道を探る。

目次

第1章 高齢期キャリアの構造
第2章 過渡期の継続雇用
第3章 働く社員が直面する家計と意識の構造変化
第4章 悩ましい年下上司との関係
第5章 人事制度改革の方向性―再雇用制度か、定年延長制度か
第6章 70歳雇用時代に向けた処方

著者等紹介

坂本貴志[サカモトタカシ]
リクルートワークス研究所研究員・アナリスト。1985年生まれ。一橋大学国際・公共政策大学院公共経済専攻修了。厚生労働省にて社会保障制度の企画立案業務などに従事した後、内閣府で官庁エコノミストとして「経済財政白書」の執筆などを担当。その後三菱総合研究所エコノミストを経て、現職。研究領域はマクロ経済分析、労働経済、財政・社会保障。近年は高齢期の就労、賃金の動向などの研究テーマに取り組んでいる

松雄茂[マツオシゲル]
1986年リクルート入社。88年、現リクルートマネジメントソリューションズにおいて人材育成・コンサルティングの営業を行う。東海地区において、自動車メーカー、自動車部品メーカー、インフラ系企業など数多くの大手企業を担当。93年から企業の役員向けコンサルティングなどを行うコミュニケーションエンジニアリング事業を経て、首都圏の3000人超の企業を担当する営業部長、そして営業組織全体を統括する営業統括部長へ。約160名の営業系従業員のトップとして経営会議メンバーとなる。現在、2025年より独立をし、リクルートマネジメントソリューションズのパートナーとして、企業研修設計、コンサルタントを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
50歳から備え70歳まで働く時代。個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリア再設計に必要な視点と戦略を提示する1冊。ミドルシニアは単なる補完戦力ではなく、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる可能性を指摘しながら、給与低下はあっても仕事には満足している人が多い再雇用の一方で、満足度の低い転職者、前向きな理由で早期転職した方が満足する現状をデータから分析していて、一方マネジメント層のポストオフ、プレイヤーへの再移行はあまり上手く行っていない印象で、その辺りが今後のポイントになりそうです。2025/09/02

Tomonori Yonezawa

7
地元Lib▼2025年の本▼6章230頁、高齢期キャリア、過度期、意識の構造変化、年下上司、人事制度改革、70歳雇用時代▼自分がもうすぐ直面する課題ですごく考えさせられた良書。専任マネ的な組織だとちょっとズレると思う。▼私の雇用先も同じ問題を抱えており、制度改革等に取り組んでいる。だが見てると、雇用側と再雇用側双方の意識改革が一番大きな問題。▼「おわりに」で著者は再雇用後に企業からの業務委託者として起業している。それが一番すっきりするだろう。それは、ウチで十数年前まであった制度で段階的に廃止してきた制度。2025/11/16

みんな本や雑誌が大好き!?

1
帯に「50歳から備え、70歳まで働く時代」とあります。57歳で転職(転社)し、64歳で退職(退社)した前期高齢者二年目の私が、こういう本を読んでもさほど役立つことありませんが、 そもそも「ミドルシニア」とは? おおむね35歳から59歳の方のようです。さまざまな事例が紹介されています。入社した会社やら業種やらさまざまですから、自分の参考になる事例もありそうでなさそうな感じでしたね。 世の中には、70歳まで働くどころか、80歳、いや90歳まで働くと豪語し、実践している方もいますから。2025/12/01

江戸川区役所

1
852025/11/15

skr-shower

1
パラパラと。うーん、なぜリタイアして生活を補填するための働き方でない人もいるのに、70歳それ以上働かねばならない人もいるのか。2025/10/31

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