PHP新書<br> 組織と仲間をこわす人、乱す人、活かす人―仕事は必ず誰かが見ている

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PHP新書
組織と仲間をこわす人、乱す人、活かす人―仕事は必ず誰かが見ている

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569858548
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

今の世の中、そして所属する組織が、「なにかおかしいな」と思っても、したたかに、仲間とともに、前を向いて生きてゆきたい人たちに贈る書。
『北海道新聞』夕刊で長期連載された人気コラムを書籍化!
≪組織の中で働くということは、組織を構成している人間相互の関係性の中で仕事をすること。となると、現在では表舞台から去った「人望」が、復活の時を迎えるかも。というのも、組織というものはおもしろいもので、順境では不要であって、壊したり、かき回したりする人が、危機や衰退時には必要になったりします。業績好調な前の組織では人を育て活かすことができたリーダーも、次の組織では活かすどころか、つぶしてしまったという話もよくありますね。人は人それぞれに事情があるものです。それを把握し、臨機応変かつ柔軟に対処することで百花繚乱の姿を目指すのが本来あるべき目標であるのは言うまでもないことです(それをダイバーシティ社会ともいうそうですね)。けれどもその実現に挑戦し、踏み出せるリーダーには、やはり「人望」が必要だと私は思うのです。ではどうすると「人望」は得られるのでしょう。人は、外見や見た目で9割が判断されるなどと言われますが、ともに働き学び続ける仲間ともなれば、そうではないでしょう――≫「はじめに」より
*本書にちりばめられた、数々の言葉
●部下の心理的安全性を担保するには、まず上司としての正直さや潔さが必要になる
●気配り・目配り・心配りをするには、観察力や想像力が必要になる
●捨てる神あれば拾う神あり、まずは自分の仕事に誇りを持つ
●人間的なつながりを深めていく、その手段に、あいさつとお礼がある
●自説に固執し、偏見で判断し、助言を聞かない……もう退場したほうがいいのでは
●「感情労働」という働きの価値を認めて、その精神的疲労の回復に工夫する
●頑固、頑迷固陋、強情、聞く気なし、聞き流す人……にはなりたくない
●投げた石、発した言葉は、いずれも戻ってこない
●仕事は誰かが必ず見ている、縁と情を大切に
●非の打ち所のない文章も、一つの誤記ですべて台なしになる
●丁寧に人に接すること、それが、自己を律することにつながる ほか

内容説明

不満、不安、疲弊だらけ…。その組織に足りないものとは。最新の概念や制度改革を導入したのにどうもよくなる気配がない。それどころか、停滞・衰退していく組織―。「それ、私の会社だ」と思う方は必読。人には、それぞれの事情があります。ともに働く仲間の実情をよく把握したうえで変革を進めなければ、うまくいかないのは当たり前。では、何があればよいのか。日本人がこれまで大切にしてきたものの中に、その答えがあるはずです。

目次

1章 組織は上司と部下でできている(人望とは…;リーダーの好感度 ほか)
2章 よき組織経営への道(滑稽なる責任逃れ;仕事上の裏知識 ほか)
3章 仲間と生きる、社会の中で生きる(思慮深さ;コミュニケーションの第一歩 ほか)
4章 これからのキャリア、それからのキャリア(日本語表現力;キャリア形成とあいさつ ほか)

著者等紹介

平岡祥孝[ヒラオカヨシユキ]
稚内大谷高等学校校長。1956年、大阪生まれ。北海道大学農学部農業経済学科卒業、同大学院農学研究科修士課程修了。九州大学博士(農学)。農業経済学専攻。静修短期大学(現札幌国際大学短期大学部)、北海道武蔵女子短期大学、札幌大谷大学短期大学部勤務を経て、2012年4月、札幌大谷大学社会学部教授、2022年4月より現在に至る。2001年、『英国ミルク・マーケティング・ボード研究』(大明堂)にて、日本消費経済学会学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

23
今の世の中、そして所属する組織が、「なにかおかしいな」と思っても、したたかに、仲間とともに前を向いて生きてゆくことを考える1冊。上司と部下でできている組織で、難しい関係に直面することもある中でどう振る舞うべきか。仲間とともに働く中での責任と義務、意外と見られている表情や何気ない一言、欠伸や誤字脱字、引き継ぎ、語彙力や礼儀。日本語の語彙力や定年後の働き方、無理強いも迎合もしないスタンスや、意欲×方法×努力がもたらす成果、学習歴社会や年賀状の考え方など、小さな積み重ねが作る人間関係の重要性を改めて感じました。2025/01/28

Go Extreme

1
職場環境と人間関係: ャリア形成は自己責任の時代 能力主義→不満や対立 ハラスメント防止と心理的安全性確保 リーダーシップとフォロワーシップ: 組織ー上司と部下の相互関係 人望あるリーダー危機時ほど求められる 人望: 行動と信頼感 誠実さと透明性→心理的安全性 コミュニケーション: 感情のやりとり 丁寧な指導 新人教育: 目標の意味を理解させる 忍耐と気配り→部下の成長促す エンゲージメント: 組織の信頼感 経営層は環境を作る責任 キャリア形成: 知識を吸収し続ける 学びの過程と経験重視2025/02/02

fc_onze

1
(感想)筆者は元大学教授であり、その経験や体験から考える「整った人、よくない振る舞いの人とは・・・」を書いた随筆である。北海道新聞の夕刊に11年間定期掲載していたものから59編を厳選し書物化されたもの。目新しいものはないが、四字熟語で語るなど学生時代に習った国語を思い出した。2025/01/21

タイガーとらじろう

0
経験に基づいた豊富な実例から得られた教訓は、「なるほどね」「そうでもないよ」「こういう見方もあるのか」「そうは言っても」といろいろなことを感じさせる含蓄ある内容。人によっては取るに足らない、そんなこと分かってると思うだろうけど、そういう気持ちを戒める本と言えよう。2025/01/21

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