出版社内容情報
全米ベストセラー、日本上陸! 絵画に釘付けになったり、音楽に感動した
りするだけで、健康で長生きする! 脳科学が初めて明かした「アートの効用」。
本書では、アートがいかにして私たちの生活の質を高め、より良いコミュニティを築いていくのかについて、科学的根拠とともに示していく。日々のさまざまな美的経験によって、どのような生物学的変化が起きるのか、その仕組みについても説明する。たとえば、
・ニューヨーク州北部では、アルツハイマー病の症状が進んだ男性が昔よく聴いていた曲を聴き、5年ぶりに息子を認識した。
・フィンランドでは、産後うつを患った若い母親が生まれたばかりのわが子に歌を歌い、抗うつ剤だけに頼るより早く回復している。
・世界各地の医療現場では、美術館を訪れることが患者に処方されている。
・感覚的に豊かな環境では学習の効率が高まり、記憶の定着率が高いという近年の研究結果から、多くの学校や職場、公共施設では環境が見直されている。
このようなかたちで、あらゆるアートには健康・ウェルビーイング・学習・繁栄を促進する効果がある旨も明らかにしながら、ビジネスパーソンのみならず子供から高齢者まで生活のなかにアートを取り入れる手法を順序立てて紹介する。
○本書の内容
はじめに 人間を変えるアートの効用
テスト 生活にアートを取り入れる―美的マインドセット
Chapter1 体と美の不思議でおもしろい関係―アートの解剖学
Chapter2 部屋の照明、周囲の音、匂いが最高の美的経験になる―幸福感を育む
Chapter3 自分を取り戻すために、描く、歌う、踊る、作る―メンタルヘルスの回復
Chapter4 アートが寿命を延ばす?のような本当の話―体を癒す
Chapter5 仕事と学びに遊び心を!―学習を拡張する
Chapter6 マンネリ気味の日常を変える6つの条件―持続的幸福
Chapter7 人類はアートとともに進化する―コミュニティの構築
おわりに 未来のアート
内容説明
仕事、教育、医療、コミュニケーション…今すぐ取り入れたい「アートの威力」てんこ盛り。好奇心で脳と体が若返る!健康、メンタル、集中力、記憶力、やり抜く力を引き上げる「アートの効用」
目次
1 体と美の不思議でおもしろい関係―アートの解剖学
2 部屋の照明、周囲の音、匂いが最高の美的経験になる―幸福感を育む
3 自分を取り戻すために、描く、歌う、踊る、作る―メンタルヘルスの回復
4 アートが寿命を延ばす嘘のような本当の話―体を癒す
5 仕事と学びに遊び心を!―学習を拡張する
6 マンネリ気味の日常を変える6つの条件―持続的幸福
7 人類はアートとともに進化する―コミュニティの構築
著者等紹介
マグサメン,スーザン[マグサメン,スーザン] [Magsamen,Susan]
ジョンズ・ホプキンス大学医学部ペダーセン脳科学研究所の革新的な取り組みである、応用神経美学センターのインターナショナル・アーツ+マインド・ラボ(International Arts+Mind Lab、I AMラボ)創設者で、現在は同施設のエグゼクティブ・ディレクターを務めている。脳科学とアートを融合し、アートや美的体験に対する反応が、神経生物学的に人間の可能性をどのように増幅するのか研究している
ロス,アイビー[ロス,アイビー] [Ross,Ivy]
2016年に正式に発足したグーグルのハードウェア部門でデザインを担当するバイス・プレジデント。2017年以来、ロスとそのチームはスマートフォンからスマートスピーカーに至るまで、消費者向けにさまざまなハードウェア製品を発表しており、デザインの分野で200以上の国際的な賞を受賞している。2019年には、『ファスト・カンパニー』誌の「ビジネスにおいて最もクリエイティブな100人」で9位に選ばれた
須川綾子[スガワアヤコ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こづこづ
エジー@中小企業診断士
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