出版社内容情報
「不幸な良い子」だった人は、軽く扱われてきて、心が疲れてしまっているのかもしれない。我慢し続けた人に送る、激励のメッセージ。
内容説明
相手の何気ない言動で、なぜか急に不快になってしまう。どこか冷めたところがあって、心から楽しいと思ったことがない。生きることに疲れてしまうことがある―子供の頃から「不幸な良い子」だった人は、自分が軽く扱われてきたことに気づかず、心が疲れてしまったのかもしれない。長年、心理学を通して生き方を探究し続けた著者が、我慢して生きてきた人に向けて激励のメッセージを送る。
目次
第1章 ちょっとしたことで悩む理由(相手の言葉に不快になる理由;なぜこんなに苦しいのか ほか)
第2章 軽く扱われて生きてきた(トラウマと扁桃核;価値がないと思わされてきた ほか)
第3章 記憶に凍結された恐怖とは(強制収容所から帰ってきた;記憶の中の恐怖感と不快感 ほか)
第4章 幸せになるには、まず不幸を受け入れる(未知の自分を恐れる;一生間違った行動をとり続ける ほか)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」は半世紀ものあいだレギュラーパーソナリティを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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