PHP新書<br> 教養を深める―人間の「芯」のつくり方

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教養を深める―人間の「芯」のつくり方

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569856544
  • NDC分類 002
  • Cコード C0236

出版社内容情報

◆教養とは、人間がより人間らしくあるために必要な「知の営み」である――。
◇ファスト教養に陥らない「本物の学び」とは何か?
◆五木寛之、藤原正彦、上野千鶴子、長谷川眞理子――四人の識者と本気で考える。

近年、「たしかな教養を身につけたい」という風潮が広まり、
書店でも「教養」をタイトルに冠する本が所狭しと並んでいる。
なぜ現代において教養が必要とされるのだろうか。
そもそも「リベラルアーツ」は何のために生まれたのか。

神学者であり、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が、
四人の識者と議論を交わし、その本質に迫る。

【本書の内容】
〇第一章 リベラルアーツの歴史点描
〇第二章 「憧れる力」を原動力に
〇第三章 宗教は「学ぶ」ものではない 五木寛之(作家)×森本あんり
〇第四章 「国語と教養」を軽視する愚かさ 藤原正彦(数学者)×森本あんり
〇第五章 日本人が「新しい知」を生む時代へ 上野千鶴子(社会学者)×森本あんり
〇第六章 ChatGPTで教養は得られない 長谷川眞理子(人類学者)×森本あんり

内容説明

人間がより人間らしくあるために必要な「知の営み」。近年、「たしかな教養を身につけたい」という風潮が広まり、書店でも「教養」をタイトルに冠する本が所狭しと並んでいる。なぜ現代において教養が必要とされるのだろうか。そもそも「リベラルアーツ」は何のために生まれたのか。神学者であり、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と議論を交わし、その本質に迫る。

目次

第1章 リベラルアーツの歴史点描
第2章 「憧れる力」を原動力に
第3章 宗教は「学ぶ」ものではない(五木寛之×森本あんり)
第4章 「国語と教養」を軽視する愚かさ(藤原正彦×森本あんり)
第5章 日本人が「新しい知」を生む時代へ(上野千鶴子×森本あんり)
第6章 ChatGPTで教養は得られない(長谷川眞理子×森本あんり)

著者等紹介

森本あんり[モリモトアンリ]
1956年、神奈川県生まれ。東京女子大学学長。国際基督教大学(ICU)、東京神学大学大学院、プリンストン神学大学院博士課程を修了(Ph.D.)。国際基督教大学教授、プリンストン神学大学院客員教授、バークレー連合神学大学院客員教授を経て、2022年より現職。2012‐2020年国際基督教大学学務副学長、2022年同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

38
なぜ現代において教養が必要とされるのか。リベラルアーツはなぜ生まれたのか。神学者、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が四人の識者と本質に迫る一冊。リベラルアーツという概念がどのようにして生まれたのか。その歴史的経緯を振り返りながら、日本のリベラルアーツ教育の現状を考察して、作家の五木寛之さん、数学者の藤原正彦さん、社会学者の上野千鶴子さん、人類学者の長谷川眞理子さんと教養に関してそれぞれのらしさがよく出ている対談でしたけど、自分自身の軸となる感性や判断力を磨いていくことは大切ですね。2024/03/06

ta_chanko

19
リベラル・アーツ=自由になる技術。リベラル・アーツ教育の目的は民主主義を担う市民を育成すること。民主主義とは自由な市民たちが形成する社会。リベラル・アーツ=教養を身につけることは簡単ではない。世の中の成り立ちについてもっと知りたい、真理を追い求めたい、という想いを生涯持ち続けることで身についていくもの。教養とは「ファスト教養」や「ChatGPT」のように手っ取り早く手に入るものではない。日本社会や教育界でも短期的な目標ばかりが重視され、近視眼的になってきている感があるが、こういう時代にこそ、教養が不可欠。2024/04/03

まゆまゆ

17
人間をより人間らしく育てることを目的としたリベラルアーツの歴史をたどり、中身ではなく教え方や学び方を身につけることが本来の教養であることを語る内容。対談も興味深かった。名著を要約されたものを読んでも結局はその筆者の意図であって、自分で感じて考えなければ意味がない。むしろ要約できることが教養である、とは耳が痛い…2024/04/16

オールド・ボリシェビク

5
著者はプリンストンなどで学んだ神学者で、ICUの教授などを務め、現在は東京女子大の学長である。アメリカにおける宗教的反知性主義の歴史を研究した「反知性主義」「非寛容論」(いずれも新潮選書)はすこぶるつきに面白かった記憶がある。この新書では、「本物の学び」とは何かをめぐり、著者が五木寛之、藤原正彦、上野千鶴子、長谷川眞理子の4氏と対談する。教養はアクセサリーではない。「身に着ける」ものではない。市民社会の核となるべく、リベラルアーツによって新しい時代に立ち向かっていかなくてはならないのである。2024/03/03

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