PHP新書<br> 台湾有事と日本の危機―習近平の「新型統一戦争」シナリオ

個数:
電子版価格
¥999
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

PHP新書
台湾有事と日本の危機―習近平の「新型統一戦争」シナリオ

  • 峯村 健司【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • PHP研究所(2024/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 20pt
  • ウェブストアに63冊在庫がございます。(2024年05月01日 01時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569856537
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0230

出版社内容情報

台湾有事の焦点は、アメリカ大統領選挙にある。「第2次トランプ政権」が中国に対して強硬になっても緊張緩和に向かっても、台湾をめぐる現状は崩れ、日本は厳しい情勢に追い込まれる。
2024年の「選挙イヤー」は、国際秩序を激変させるだろう。中でも第二次世界大戦後、80年近くにわたり奇跡的に平和を享受してきた日本が、最大の被害国になりかねない。その最大の引き金が、台湾有事なのだ。
一切の楽観を排し、軍事マニアの戦争ゲームとも一線を画した、徹頭徹尾「習近平の目線」による驚異のシミュレーション。

序章 台湾有事はもう始まっている
――最重要ターゲットは日本
第1章 「台湾統一」は習近平の「宿命」
――衝撃の有事シナリオ
第2章 中国はどのように台湾併合を目論んでいるのか
――習近平の〝戦略ブレーン?が考える「新型統一戦争」をシミュレーション
第3章 先鋭化する米中対立
――東アジアの〝火薬庫?はいつ爆発してもおかしくない
第4章 台湾有事で巻き込まれる日本
――次々と浮かび上がる日本の課題
第5章 習近平の「情報戦」に立ち向かえ
――周回遅れの日本

内容説明

グレーゾーンから始まる有事。中国は台湾および日本、米国に対し、戦争状態には至らないグレーゾーンで軍事的な圧力を加え、強制的に台湾併合を進めていく。本書で展開されるのは、政府や多くの研究機関が行なったように、軍事にのみ焦点を当てた戦争シミュレーションではない。自衛隊を中心に日本政府、自治体が抱える課題を抽出し、習近平の台湾統一シナリオを中国側の目線から炙り出す。国民必読の一冊。

目次

序章 台湾有事はもう始まっている―最重要ターゲットは日本
第1章 「台湾統一」は習近平の「宿命」―衝撃の有事シナリオ
第2章 中国はどのように台湾併合を目論んでいるのか―習近平の“戦略ブレーン”が考える「新型統一戦争」をシミュレーション
第3章 先鋭化する米中対立―東アジアの“火薬庫”はいつ爆発してもおかしくない
第4章 台湾有事で巻き込まれる日本―次々と浮かび上がる日本の課題
第5章 習近平の「情報戦」に立ち向かえ―周回遅れの日本

著者等紹介

峯村健司[ミネムラケンジ]
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。1974年、長野県生まれ。朝日新聞入社後、北京・ワシントンで計9年間特派員を務める。ハーバード大フェアバンクセンター中国研究所客員研究員、朝日新聞編集委員(外交・米中関係担当)を経て現職。2011年、優れた報道で国際理解に貢献したジャーナリストに贈られるボーン・上田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sumiyuki

7
2025年の臨検から始まる台湾封鎖のシミュレーション。著者は2020年の時点で、2024年台湾有事説を唱えた。ただ、今回は2025年海上封鎖説に宗旨を変えている。著者がジャーナリストとして、数々の実績のある人だとは理解しているが、その変節に違和感がある。おそらく2025年にトランプ大統領になっても、海上封鎖が起きなければ、新しい説を唱えだすと予想。台湾有事に備えなければならないとの主張には同意だが、自意識の強い著者が台湾有事を飯のタネにしている感がぬぐえず、残念。2024/02/25

しろくまZ

6
キャノングローバル戦略研究所主任研究員による著作。最新の知見を加えて、来るべき台湾有事について論評している。本書では、中国は軍事的・経済的封鎖によって台湾側に圧力を加え疲弊させて、その後併合することを狙っているとの見方が紹介されている。その場合、妨害工作を含めて日本国内にも様々な影響が出るであろう。2027年までに中国側が行動を起こす蓋然性が高く、最も可能性が高いのは米大統領選挙直後の2025年だという。それに対して日本側の態勢は全く準備不足で、暗澹たる気分にさせられる。2024/03/14

バルジ

5
朝日新聞記者時代から国際関係の記事に定評のあった著者の台湾有事をテーマとした一冊。正直日本側の犯罪的とも思える能天気な法制度や事態認識にもはや諦めに近い感情を抱く。中国側の荒々しくも洗練されつつある情報戦、実力としても米軍に迫る勢いの人民解放軍。。習近平はその来歴から台湾に強い関心を抱く。その彼が党則を変えてまで成した任期延長を成果0ではその生命は生物学的に絶たれる。そう考えると台湾有事が「起きない」というのは楽観が過ぎるであろう。台湾有事は起きないではなく「いつ」起こるかである。2024/03/18

こけこ

4
日本は平和ボケなのか?目に見えて危機管理体制がなされているのが感じられない。中国の台湾に対する考え方わかった。2024/03/11

Kazunori Ishizu

1
目からウロコ!2024/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21725726
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。