出版社内容情報
バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代、さとり世代、Z世代……。
たった1つの職場で、こんなにも多様な世代が働いている。
育ってきた時代や環境が違えば、考え方や価値観は当然違う。
そして、すれ違う。
そうした「世代間ギャップ」「コミュニケーション・ギャップ」をどう埋めるのか?
解決策の1つとして、多くの企業では「1on1ミーティング」がなされている。
しかし、効果的に実施できている企業は一握りだ。
そして、若者が何も言わずに辞めていく。
なぜ、うまくいかないのか? 今の職場の若者はいったい何を考えているのか?
本書は、1on1を核とした世代間コミュニケーションの問題を切り口に、職場の若者を多面的に分析。
その過程で、退職代行サービスを使う若手社員、ブラック企業もホワイト企業も不安という若者たち、
アメリカ発の静かな退職との比較、とにかく正解を教えてもらおうとする姿勢など、
今どきの「職場の若者像」に迫る。
今の「職場の若者」を理解したい経営者、
若手社員とのコミュニケーションに苦慮する上司・先輩、
若手社員の退職を防ぎたい採用担当の人事部職員、必読の1冊。
「わかり合えない職場」を変える処方箋だ。
内容説明
退職代行サービスを使う心理。本音を明かさない「いい子症候群」。Z世代の理想の上司…。データと101人の「本音」調査で見えてきた若者の実像。職場のわかり合えないを乗り越える処方箋。
目次
「笑顔の1on1ミーティング」の翌週に辞める若者
第1部 「1on1の前」に知っておくべきこと(日本企業の現場で1on1が求められる理由;見落とされがちな「1on1の課題」;1on1に求められるスキル;1on1に対する「若者の本音」)
第2部 なぜ、若者は突然会社を辞めるのか?(退職代行サービスを使う若者たち;「別の会社で通用しなくなる」と考える若者の心理;日本とアメリカの「静かな退職」;「とにかく正解を求める若者たち」の実像;今の若者にとって「理想の上司」とは;テンプレート化する社内新人研修)
第3部 提案:これからも若者たちと共に前へ進むために(上司・先輩のための「フィードバック入門」)
上司・先輩世代へ向けた5個の提案
著者等紹介
金間大介[カナマダイスケ]
金沢大学融合研究域融合科学系教授。東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。一般社団法人日本知財学会理事。北海道札幌市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科物理情報工学専攻(博士)、バージニア工科大学大学院、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、文部科学省科学技術・学術政策研究所、北海道情報大学経営情報学部、東京農業大学国際食科情報学部、金沢大学人間社会研究域経済学経営学系、2021年より現職。博士号取得までは応用物理学研究室に所属し、表面物性の研究に従事。イノベーション論、マーケティング論、産学連携論等の研究を進める。また「イノベーションのためのモチベーション」研究も遂行しており、教育や人材育成の業界との連携も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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