出版社内容情報
AIが台頭し、インターネットが広く普及する世の中において、本を読む意義とは何でしょうか。それは「教養」を深めることにあると思います。「教養」とは単に情報や知識の量を増やすことではありません。それではAIと変わらなくなってしまいます。
人間にとっての「教養」とは、それを身につけることによって、脳がアップデートされ、人生をより良いものに変えていってくれるもの。言い換えるならば「あなたを今よりも素敵な場所に連れていってくれるもの」です。
そして「教養」は、読書によって磨かれます。読書は一生を通じてあなたの世界を広げてくれ、あなたを助け、導いてくれるのです。
たとえば、500冊読んだら、500冊分の高さだけ自分の足元に土台ができあがり、その高さの分、遠くまで世界を見ることができます。50冊なら50冊分、100冊なら100冊分の高さだけ、視界は開けていくのです。
読書とは「過去に読んだ本の数だけ、生きる上での英知を手にすることができ、本を読むか読まないかで人生に圧倒的な差がつく」といえるのではないでしょうか。
本書では、本を読むことで脳が成長することを明らかにします。
本を読むことで脳は進化する
読書を習慣化すると、脳に「高速道路」ができる
自宅に本がたくさんある家の子どもは学力が高い
低下し続ける「集中力」は読書で養える
一日三十分の読書でストレスを軽減できる
読書は認知症予防に効果がある
目次
第1章 なぜ、読書は脳にいいのか?―読書と脳の深い関係
第2章 「自分の頭で考える人」になるために本を読む
第3章 自分の世界を広げていくための読書
第4章 共感力やコミュニケーション能力を育むための読書
第5章 困難に立ち向かう覚悟を持つために
第6章 脳を最高の状態にする読み方
第7章 読書プラスαでAI時代を乗り切る
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
東京大学大学院客員教授及び特任教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、各種業界団体の理事や顧問など、多彩な領域で様々な役職を務める。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
じゅん。
hinotake0117
ぽんぽこ