本屋のミライとカタチ―新たな読者を創るために

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本屋のミライとカタチ―新たな読者を創るために

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569856353
  • NDC分類 024
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本屋の未来の姿を考えるノンフィクション。
「書店員」だけではなく、「本の魅力を伝える人」すべてを広義の「本屋」ととらえ、未来の読者を創るために、高校の国語教師や、TikTokerのけんご氏など、いまどんな人たちが活躍しているのかをインタビューなどで紹介。さらに、プロレス産業など、衰退産業でありながら復活を遂げた業界を取材し、いまだからこそ示せる書店業界の復活のヒントや将来の可能性を探っていく。
出版業界に関わる人、本と本屋を愛する人すべてが必読の一冊。
本書に登場する方々
芹澤 連 マーケティングサイエンティスト
嘉登 隆 元・高校国語科教諭
田口幹人 未来読書研究所
けんご 小説紹介クリエイター
粕川ゆき いか文庫
瀬迫貴士 ページ薬局
内沼晋太郎 ブック・コーディネーター
高木三四郎 プロレスラー
伊野尾宏之 伊野尾書店
有地和毅 ひらく/日本出版販売
花田菜々子 蟹ブックス
森本萌乃 Chapters書店
山下 優 青山ブックセンター本店
(敬称略)

内容説明

まだまだ「本屋」はこれから。書店の閉店、読書離れ、市場の衰退。それがどうした?本を読まない人たちに本の魅力を伝え、新たな読者が生まれることで、「本屋」の未来はもっと明るいものにできる。

目次

第1章 本屋とは誰か?(未顧客を顧客化していくために Interview―芹澤連(マーケティングサイエンティスト))
第2章 本への入口を創る(高校国語科教諭は本屋か?;TikTokerは本屋か?)
第3章 本への入口を広げる(異業種から学ぶ「新規顧客創出法」;プロレス業界のV字回復と本屋の未来)
座談会(有地和毅;花田菜々子;森本萌乃;山下優)新たな読者を創るためにできることは何か

著者等紹介

北田博充[キタダヒロミツ]
1984年神戸生まれ。大学卒業後、出版取次会社に入社し、2013年に本・雑貨・カフェの複合店「マルノウチリーディングスタイル」を立ち上げ、その後リーディングスタイル各店で店長を務める。2016年にひとり出版社「書肆汽水域」を立ち上げ、長く読み継がれるべき文学作品を刊行している。2016年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)入社。現在、梅田蔦屋書店で店長を務める傍ら、出版社としての活動を続けている。2020年には、本・音楽・食が一体となった本屋フェス「二子玉川本屋博」を企画・開催し、2日間で、3,300人が来場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

51
本屋が題材ではあるが、それに留まらない、ものの考え方・取り組み方のヒントがある。それは、今、自分自身が地域活動の中で考え、取り組み始めていることにも沿う内容が多い。基本的には、コアというよりも、広く薄くをベースにして考えている。それは、そこに関わる人すべてについてあてはまると思う。主催側、運営側、参加側も含めて。そのステップを経てこそ、次への展開があると思って、取り組んでいる。背中を押していただいた気分だ。2024/04/12

りらこ

26
丁度読んでいる最中に、経産省の売れる本屋作りの提言が出た。ネットでは酷評されていた。しかし問題意識を官庁が持ったということでもある。とはいえ教育面での危機感ではないけれど。この本読んでから提言をまとめたら良いよと思った。本を読まない人が本屋に足を運ぶために本屋✖️何かというコンセプト。そうなると本単体ではもう底が、ということなのか。私は本が好きだから、本好きをとにかく増やしたい。だから仕事でも何でもあちこちで本の話をする。そんな自分はAmazonで買ってしまう事が多かった。本屋さんという視点からは反省点。2024/03/13

まる子

20
この本は「本を売る」「書店の開業」のノウハウではなく、「未来の読者を創る」ために何ができるか、どんな方法があるか。が書かれている。書店や出版社だけが本屋ではなく、未来の読者を見据えた時、著者や図書館、教員、読者他も広義の意味では本屋になると。書店の閉店がある中で、掛け合わせ「本×⚪︎⚪︎」にはそういう手もあったか。と。TikTokerのけんごくんが書評家に言われたアレコレに対しての意見、国語教員の「おみくじ読み」にもフムフム🧐とヒントがあった。リピーターも大切にしながら未来の読者を創る。2024/03/29

13
【本屋に行って本を買うことは、盗まれた好奇心を自らの身体に取り戻すこと(内沼晋太郎さん、P.172)】よく「どこで買っても本の内容は同じ」と言うけれど、その「どこで買っても同じ」未知の本に、スマホ一本で辿り着くこと、そして買うに至るまでがどれだけ難関か(偶然の出会い、的なことが言いたいわけではありません)/信頼できる人の必要条件として 「一緒に本屋に行ける」はありそう2024/03/01

もちこ

8
本屋=書店(本を売る場所)という既定概念に捉われず、本屋=本に関わる全ての人(著者、出版社、書店、取次、図書館、学校、読者などなど)という内容で、とても面白かった。 私は一介の本好きでしかないのだけれど、そんな私も広義の本屋であると言ってもらうと、わくわくする。 ただの消費者ではなく、本の業界を盛り上げられる当事者として扱われていることが嬉しい。 どうやって本の魅力を、本を全く読まない人に伝えようかな、伝わるかなと考えてしまう。 この本自体が、一般読者を巻き込んで業界を盛り上げる仕掛けになっている。2024/02/11

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