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出版社内容情報
『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』武内英樹監督も推薦!
「他の市町村の皆さん、移住したくなるので読むとキケンです」
「大宮のほうが恵比寿よりも上だからね」
久しぶりに会った学生の頃の友人が、突然、訳の分からないことを言い出した。
場所は大宮駅周辺の居酒屋。さいたま市出身の彼の気持ちは理解できるが、いくらなんでも「大宮のほうが恵比寿よりも上」は言い過ぎである。酒にでも酔っているのだろうか?
疑心暗鬼になっていると、ほろ酔い気分の知人がスマホの画面を見せてきた。
【SUUMO 住みたい街ランキング2023】(首都圏居住の20~49歳の1万人を対象にリクルートが実施)
1位/横浜
2位/吉祥寺
3位/大宮
4位/恵比寿
5位/新宿
そんなバカな!
経営コンサルタントという仕事柄、このような「なぜ」を放っておけない性分である。そして、「住みたい人を増やす」という戦略は、ブランド価値を上げて、「消費者を増やす」という意味でも同じといえる。
さいたま市の人気の秘密を探れば、もしかしたら、ユニークなビジネスのノウハウがてんこ盛りにあるかもしれない。
また行政の取り組みを通じて、民間企業に役立つマーケティング戦略や人材採用戦略、経営者のマインド設定などを知ることができれば、今までとは違った角度でビジネスの本質を捉えることができるかもしれない。
(本書「はじめに」より)
長期の現地取材を敢行し、「ダサいたま」からの反転攻勢を遂げたミラクルに迫る!
内容説明
「住みたい街ランキングTOP3」へ急上昇!変身の秘密に迫る。ユニークなビジネスのノウハウがてんこ盛り。
目次
第1章 ところで「さいたま市」ってどんな街?
第2章 数字はウソをつかない―決算書から読み解くさいたま市の強みと弱み
第3章 子どもの「英語力」を伸ばすと、なぜ、人口が増えるのか?
第4章 失敗しても何度でも立ち直れる街
第5章 さいたま市の0~14歳の子どもの人口が増える理由
第6章 スポーツは街の結束感と愛着心を高める
第7章 さいたま市に死角はないのか?―成長する政令指定都市の弱点を探る
第8章 市長は「政治家」か、それとも「経営者」か?
第9章 市長が語る、さいたま市が翔んで大逆転した理由
著者等紹介
竹内謙礼[タケウチケンレイ]
有限会社いろは代表取締役。1970年高知県生まれ・千葉県育ち。城西大学経済学部経済学科卒。出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場のほか、複数のネットビジネスで受賞歴あり。実店舗の集客や販促戦略、ネットビジネスを中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主から大企業まで、幅広く販促ノウハウを提供している。全国各地の商工会議所や企業にて精力的にセミナー活動も行う。また、経済誌やWEBニュース等への寄稿のほか、日本経済新聞社『日経MJ』において、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を連載中。取材した企業は550社を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Hideichi Sekiya
ひのき