PHP新書<br> 「食」が動かした人類250万年史

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PHP新書
「食」が動かした人類250万年史

  • 新谷 隆史【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569855622
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0240

出版社内容情報

食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。

●約400万年~約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35%
●約240万年~約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化
●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ

脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。

●人類の脳は肉食で大きくなった
●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した
●塩が古代文明を支えた
●古代ローマ人が愛した調味料ガルム
●イスラムが生み出した蒸留酒の世界
●最初は危険と思われたトマト
●食の工業化が人口爆発を引き起こした

内容説明

食の歴史がわかれば、人類の足跡がわかる!脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによる後のバイデン大統領の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。

目次

第1章 人類の進化と食―私たちは生まれながらにしてグルメである
第2章 先史時代の食―食料不足が農耕と牧畜を誕生させた
第3章 古代の食―食が集まるところに文明が生まれた
第4章 中世の食―食の貧しさがイスラム国家を誕生させた
第5章 近世の食―新大陸の食が世界を変えた
第6章 近代の食―食の工業化が人口爆発を引き起こした
第7章 現代の食と未来の食―フードテックとともに

著者等紹介

新谷隆史[シンタニタカフミ]
1966年生まれ。京都府京都市出身。1989年、京都大学農学部食品工学科卒業。1997年、総合研究大学院大学生命科学科博士課程修了。博士(理学)。基礎生物学研究所並びに東京工業大学において神経科学と栄養生理学の研究を行う。現在はファーメランタ株式会社研究開発部長として微生物を用いた生理活性物質の発酵生産に携わる。サイバー大学客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みき

43
生命科学者が語る食の歴史の本。これだけで面白さは伝わるだろう本。ハラリ氏のサピエンス全史などと被るところもあるがヒトがヒトある前からどういう食生活をしていたのかから家畜や農業の歴史、古代から現代の食の歴史を網羅的に記載されている。特に新大陸の色が世界を変えていく変遷などは、人類のより美味しいものを求める姿勢に感動すら覚える。カカオマスなど当時は高級すぎて貴族しか食べれなかったものが今では庶民でも口にできるということなどは歴史の功罪と言えるのかもしれない。最終章のフードテックについての記載も考えさせられる。2024/02/26

tsu78

0
人間は用の塊 食から歴史のアプローチも面白い2024/01/20

ピラフ

0
書店で見かけ、面白そうなテーマだと思い手に取る。人類史と食を関連させて各食材の歴史を辿る内容は面白くもあるが、基本的に事実の羅列でやや退屈にも思えた。好きな食べ物飲み物の歴史的位置付けを目次から探して振り返るという楽しみ方ができるかも。2023/11/27

キャド兄さん

0
表紙につられて買ってしまいましたが、内容はとてもおもしろかった。著者は生物学者らしく、生物からの視点からの考察が多いのが特徴です。それが良い感じで、新しい視点というか、生物学的に説明されるとこうなるのかと納得するところがそこそこありました。 最初の章は人類の進化に関することで、人間が食を楽しめる体に進化してきた様子が説明されています。この章だけでも読む価値ありです。 次の章からは各時代の食の世界で起きた出来事が語られていていますが、知らないことがたくさんあってとても楽しめました。 2023/09/22

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