PHP新書<br> 「食」が動かした人類250万年史

個数:
電子版価格
¥999
  • 電子版あり

PHP新書
「食」が動かした人類250万年史

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月01日 15時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569855622
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0240

出版社内容情報

食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。

●約400万年~約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35%
●約240万年~約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化
●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ

脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。

●人類の脳は肉食で大きくなった
●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した
●塩が古代文明を支えた
●古代ローマ人が愛した調味料ガルム
●イスラムが生み出した蒸留酒の世界
●最初は危険と思われたトマト
●食の工業化が人口爆発を引き起こした

内容説明

食の歴史がわかれば、人類の足跡がわかる!脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによる後のバイデン大統領の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。

目次

第1章 人類の進化と食―私たちは生まれながらにしてグルメである
第2章 先史時代の食―食料不足が農耕と牧畜を誕生させた
第3章 古代の食―食が集まるところに文明が生まれた
第4章 中世の食―食の貧しさがイスラム国家を誕生させた
第5章 近世の食―新大陸の食が世界を変えた
第6章 近代の食―食の工業化が人口爆発を引き起こした
第7章 現代の食と未来の食―フードテックとともに

著者等紹介

新谷隆史[シンタニタカフミ]
1966年生まれ。京都府京都市出身。1989年、京都大学農学部食品工学科卒業。1997年、総合研究大学院大学生命科学科博士課程修了。博士(理学)。基礎生物学研究所並びに東京工業大学において神経科学と栄養生理学の研究を行う。現在はファーメランタ株式会社研究開発部長として微生物を用いた生理活性物質の発酵生産に携わる。サイバー大学客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

COSMOS本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

44
生命科学者が語る食の歴史の本。これだけで面白さは伝わるだろう本。ハラリ氏のサピエンス全史などと被るところもあるがヒトがヒトある前からどういう食生活をしていたのかから家畜や農業の歴史、古代から現代の食の歴史を網羅的に記載されている。特に新大陸の色が世界を変えていく変遷などは、人類のより美味しいものを求める姿勢に感動すら覚える。カカオマスなど当時は高級すぎて貴族しか食べれなかったものが今では庶民でも口にできるということなどは歴史の功罪と言えるのかもしれない。最終章のフードテックについての記載も考えさせられる。2024/02/26

fseigojp

7
栄養学の観点からみた食の歴史で面白かった2025/05/26

Eddie

4
面白かったがやはり古い時代の食の話の方がより興味深かったかな。 食が人類の歴史を変えたのか、人類が移動したからが食も変わったのか、歴史が食のあり方を変えたのか等々、食の空想の世界に浸れる本でした。 トマトを使うイタリアンがさほど古くないとか、パエリアはイスラムの流れを汲んでるとか、「へぇ~っ!!」と思える話もあって楽しめました。2025/05/26

もけうに

4
人類の発生から最新食トレンドまで、まさに「食」を通した通史で、とても面白かった。様々な食物の起源・人間の生理学的特徴・植物の生存戦略(NHKの番組じゃないよw)etc. 世界史・生理学・生物学・化学と、非常に横断的な内容。脳の報酬系の誤作動で、薬物やアルコールへの依存が起こる。辛味が人を虜にする理由も納得。中世のあたりは、世界史が苦手な私でもすっと頭に入る。2024/07/28

あや

3
先史から近代にかけて時代ごとにトレンドの食物と世界史とのつながりを解説。王国の興亡や世界の開拓もその裏では食物が大きな影響をもたらしていたことがわかる。ヨーロッパ世界とイスラム世界のつながりが、下手な世界史の本よりわかりやすかった。2024/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21441107
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品