藤井聡太は、こう考える

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藤井聡太は、こう考える

  • 杉本 昌隆【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569855189
  • NDC分類 796
  • Cコード C0034

出版社内容情報

なぜ、藤井聡太は強いのか――その理由を師匠である著者は、次のように分析する。
人は誰もが好き嫌いや得意、不得意があるものだが、将棋に関して藤井は、そのような視点で相手を見ていない。見ているのは、後世に残る棋譜を残したいという思いだけだ。つまり、タイトルに関しても周りが騒ぐほど大きな関心を寄せていないのではないか。そのことによって平常心が保たれ、盤面に集中することができているのだ。
「相手に勝ちたい」「タイトルを獲りたい」では、そのことがゴールになってしまい、燃え尽きてしまう。しかし、藤井聡太の思いは、純粋に将棋を楽しむことなのだ。
本書では、師匠が、藤井聡太の集中力、構想力、平常心、探究心を余すところなく語る。本書を読めば、藤井聡太のように考えることができるかもしれない。

◎リスクを恐れなければ、それはリスクではない
◎構想力とは、人生の目的である
◎藤井は、なぜ携帯電話を近くに置かないのか
◎面倒なことをすることが集中に?がる
◎集中しているのを忘れる時こそ、集中している
◎得手不得手、好き嫌いが、平常心を妨げる
◎客観的な「正解」ではなく、主観的な「良い手」を指したい

谷川浩司十七世名人との対談を収録
圧倒的強さの秘密に迫る!

内容説明

集中力、構想力、平常心、探究心…師匠が初めて明かす藤井流「心の整え方」「頭の使い方」。谷川浩司十七世名人との対談を収録。圧倒的強さの秘密に迫る!

目次

序章 純粋さの勝利―なぜ名人位を獲れたのか
第1章 構想力―最善手を最速で見抜く
第2章 集中力―好きなことに取り組む
第3章 平常心―プレッシャー、緊張を楽しむ
第4章 探究心―将棋そのものを理解したいと願う
第5章 才能とは、努力を続けられること
第6章 羽生善治九段から学んだこと
対談 温故知新―谷川浩司十七世名人×杉本昌隆

著者等紹介

杉本昌隆[スギモトマサタカ]
1968年11月生まれ、愛知県名古屋市出身。1980年6級で(故)板谷進九段門下。1990年10月1日四段。2002年5月、第20回朝日オープン将棋選手権準優勝。2019年2月22日八段。第77期順位戦を9勝1敗とし、史上4位の年長記録となる50歳でのB級2組昇級を果たす。2008年、「NHK将棋講座」の講師を務める。本格派振り飛車党で、特に相振り飛車については棋界きっての研究家として知られている。地元の東海研修会では幹事、また杉本昌隆将棋研究室を主宰し、後進の育成にも力を注ぐ。藤井聡太の師匠として知られる。将棋の戦術書の著作は20冊以上になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チャー

15
八冠を達成した竜王名人の師である著者が、身近で接して感じたことを綴った書。偉業を達成した氏を幼いころから指導してきた著者の、師匠としての面からのみならず、棋士としての面から見たその人柄や思考も綴られており大変興味深く読んだ。安全にやろうという意識はなく、常に踏み込んだ一手を追求する、敗戦の直後もすぐに切り替えて感想戦を充実したものにする等、勝負師として、人としての凄みを再度感じた。師匠として弟子に付かず離れず、適度な距離を保ちながら指導する著者の方針は勉強になる。個性を見極め過度に押し付けないことも大切。2024/01/18

ガブリエル

6
あるインタビューで藤井は、「自分が強くなるために負けが必要である場合、(目の前の勝負に勝つのと)どちらを取りますか」と言う質問に対して、「負けを受け入れる」と答えていたという。目先の一勝よりも強くなることを優先する彼の将棋観は、対局での序盤からの長考の姿勢にも見て取れる。楽をせず将棋の真理を追求する姿、タイトルの数や記録に振り回されずより強くなることを唯一の目標とする姿はいつ見ても清々しい。将棋を楽しみ、ブレない目標を持つ、そんな直向きな姿が藤井聡太八冠の魅力なんだと改めて実感しました。2024/01/03

nayui

5
杉本師匠の視点で『藤井八冠ならばおそらくこう考えるであろう』という切り口で語られており、冒頭の八冠を達成した王座戦の話以外の目新しいエピソードは少な目。杉本師匠の他の本を既読の方にはやや物足りないかも。将棋ファン向けと言うより、一般の方向けの自己啓発本に近い感じ。2023/12/10

Tohgo

3
藤井聡太八冠の師匠である杉本昌隆八段が書いた本なので、藤井八冠のことを細かく分析されていますし、将棋を知らない一般人向けに丁寧に説明していると感じました。逆に言うと将棋をある程度知っていて藤井八冠を追いかけている人が読むと物足りないかもしれません。が、私は将棋素人なので藤井八冠の考え方、将棋界のトレンド、AIとの付き合い方など、読んでいて参考になる部分が多かったです。2023/10/17

SS

1
藤井さんの思考法が紹介され、親しみがわいた2024/03/20

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