出版社内容情報
●自信を持てない人が顕著に増えている現代社会――。
●今こそニーチェのように「汝自身を愛せよ」!
●「読むだけで自己肯定感が高まる言葉」を厳選して解説。
哲学者ニーチェの著作を40年以上読み続けている齋藤孝氏は、近年の若者が「自分に自信を持てなくなっている」と語る。
SNSを通じた「自己承認欲求を満たすゲーム」のなかで、自分より優れた才能の持ち主が嫌でも目につき、つい自分と比較して心が折れてしまうのだと言う。それは大人も例外ではない。
このような「自己肯定感の欠如」によく効くのが、ニーチェの言葉である。自信に満ちあふれた力強い語調。SNSに蔓延する軽薄な言葉とは異なり、本質をえぐる重く深い名言の数々は、読むだけで勇気が湧いてくるものばかりだ。
本書では「劇薬」とも称されるニーチェの言葉のなかから「世間の目や常識を度外視し、自分を愛するための言葉」を厳選し、齋藤氏の解説付きで紹介する。
内容説明
哲学者ニーチェの著作を40年以上読み続けている齋藤孝氏は、近年の若者が「極度に自信を持てなくなっている」と語る。SNSを通じた「自己承認欲求を満たすゲーム」のなかで、自分より優れた才能の持ち主が嫌でも目につき、つい自分と比較して心が折れてしまうのだと言う。このような「自己肯定感の欠如」によく効くのが、ニーチェの言葉である。自信に満ちあふれた力強い語調。SNSに蔓延する軽薄な言葉とは異なり、本質をえぐる重く深い名言の数々。それゆえに「劇薬」とも称されるニーチェの言葉のなかから「世間の目や常識を度外視し、自分を愛するための言葉」を厳選し、齋藤氏の解説付きで紹介する。
目次
プロローグ―いまこそ味わうべき、ニーチェという「劇薬」
第1章 自分を愛し、鼓舞する(愛は技術;自己愛ファースト ほか)
第2章 孤独を自ら選べ(孤独への逃避;遠くのスター ほか)
第3章 末人になるな、超人になれ(神の死;駱駝・獅子・小児 ほか)
第4章 高みを目指せ!(幸福;発見と発掘 ほか)
第5章 今、この一瞬を生きる(過去を全肯定する;存在の車輪 ほか)
エピローグ―ニーチェの言葉は「北極星」である
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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