出版社内容情報
管理職1年目の多くは、プレーヤー感覚から抜け切れないまま終わる。
2年目は「会社の数字」を意識して動く。3年目は「会計思考」で戦略を練る!
管理職が意識すべき「会社の数字」とは、言うまでもなく会計上の数字。
会計というと、多くの人は決算書やそれを作るための制度を思い浮かべるはずだが、それは「財務会計」と言われる分野であって、学んでも管理職の意思決定には役立たない。
管理職に本当に必要なのは、マネジメントのための「管理会計」である。
管理会計は、経営計画や財務管理などを行う際に指針となる社内向けの会計である。これらを通じ、メンバーの「努力の方向性」を示すことができる。
本書では、これから管理職になる人、なったばかりの人が、会社の数字に強くなるためのクイズを出題する。ロジカルかつ定量的に意思決定をするために必要な「管理会計の思考法」とは何か。
内容説明
管理職1年目の多くは、プレーヤー感覚が抜け切らないまま終わる。2年目は「会社の数字」を意識して動く。3年目は「会計思考」で戦略を練る―。本書では、これから管理職になる人、なったばかりの人に、会社の数字に強くなるためのクイズを出題する。ロジカルかつ定量的に意思決定をするために必要な「管理会計の思考法」とは何か。
目次
第1章 管理会計は管理職の必須科目(「管理会計」は「財務会計」とは別物;財務会計は意思決定に役立たない ほか)
第2章 ピザ屋はいくら損をした?(「損」とは何か;正しい意思決定のための3つのポイント ほか)
第3章 利益を増やすために、どう判断すべき?(外注したらコストは下がるか?;原価割れでも受注すべき? ほか)
第4章 管理会計をカタチにする(赤字部門は撤退すべき?;赤字部門の立て直しを引き受ける人がいない! ほか)
第5章 その投資はするべき?(儲かるかどうかは、どう判断する?;投資の評価で税金は無視できない ほか)
著者等紹介
金子智朗[カネコトモアキ]
コンサルタント、公認会計士、税理士。東京大学工学部、同大学院修士課程修了。日本航空(株)において情報システムの企画・開発に従事しながら公認会計士試験に合格後、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(現PwCコンサルティング)などを経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表。会計とITの専門性を活かしたコンサルティングを中心に、企業研修や各種セミナーの講師も多数行っている。名古屋商科大学大学院ビジネススクールの教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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