存在とは何か―“私”という神秘

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存在とは何か―“私”という神秘

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569854847
  • NDC分類 111
  • Cコード C0010

出版社内容情報

波打つ〈森〉を彷徨いつつ、超実存に向かって――
『知の技法』の編者として知られる著者が、長年取り組んできたこのテーマを、さらにその先へ進める。

「存在とは何か」――この問いを量子力学的な波動論、あるいは数学の複素数論と結びつける方向へチャレンジしようとしました。(中略)それぞれの特異な個人の「存在の冒険」に問いかけるという、わたしのこれまでの仕事の中核に秘められていた問いに、正面から、向かいあってみようとした。(中略)深い溝に、まるで「丸木橋」のように、ひとつの「橋」を渡してみようとしたのです。
(はしがきより)

〈本書の構成〉
序章 知を通して世界を愛す
第1章 「存在とは何か」が浮上する歴史的界域
第2章 実存の彼方を目指して
第3章 ファンタジック存在論
第4章 四元的世界観へ
終章 コーダ、〈幹〉ではなく

内容説明

波打つ“森”を彷徨いつつ、超実存に向かって。

目次

序章 知を通して世界を愛す
第1章 「存在とは何か」が浮上する歴史的界域
第2章 実存の彼方を目指して
第3章 ファンタジック存在論
第4章 四元的世界観へ
終章 コーダ、“幹”ではなく

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴールドまであと931日

56
 文章はわかりやすく、流れもいい。哲学や数学その関連する学問の素養のある方には、面白いと思われたのだろうと推測する。残念ながら、私は初学者、浅い知識や経験しかない。読むには読んだ、その程度。実存主義、このこと自体、難しい。もっと基礎的な哲学を学んでから、この本に取り組むべきであった。何がなんだかよくわからないうちに、最後のページに至ったとが本音である。難しいというより、解らなかった。積読しても、ずっとわからないだろうと思う。哲学の難しさがわかった。2023/11/17

特盛

9
・評価5/5。図書館で偶々手に取った本だが、思いもよらぬ良書に出会えた。本を買った。(帯が国分功一郎、千葉雅也とは後で知る)。現代哲学を専門とする東大名誉教授、小林康夫氏(知の技法の著者)による、存在論の親切な総まとめと人生集大成としての野心的な思索チャレンジ。人生の意味を問う(=実存の危機にある)若者と中年に特にお勧めしたい。先日、マルクスガブリエルのインタビューで、人生の意味は生きる事そのもの、との回答があった。そこに「不安を楽しみながら」「感動しながら」を付け加えたいな、とこの本を読み終え思えた。2023/10/04

そね

7
書店でなんとなく気になって購入した。存在について哲学だけでなく科学の視点を取り入れて歴史に囚われすぎずに全体を見ながら考えられることを追っていく感じ。完全に理解できたわけではないけど面白かった。2023/08/20

テクマクマヤコン

3
哲学とは森羅万象を追求していく、古典ででありながら最先端の科学を含む、それが確認出来て安心した。哲学はスピリチュアルでもあり、だから宇宙理論でもあり、人間の本能であり、地球共通意識なんだ。と、筆者が考えていたら嬉しい。もっと違う形、例えば小説みたいに、新しい設題で書いた作品を読みたい!2023/10/26

Shigenori

3
これはもう「エンターテインメント」と言って良いと思う。 「存在とは何か」という極めて哲学的なテーマを、過去の知の系譜を緩やかに辿りながら、数学、物理学、文化人類学の領域へと自由に翼を広げ、軽やかに楽し気に、まさにJAZZのノリで語り尽くす。こんな頁数でそんな重いテーマを書き尽くすことは無理だろう、などと考えた私は読後に浅はかであったと反省致しました。哲学というどこか閉じられた学問というイメージが、実はリアルに身近なものであることが感じられる良書だと思います。2023/09/17

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