出版社内容情報
河野太郎氏、推薦!
「現在の国際秩序に中国共産党がどのように挑戦しようとしているのか、その陰に強烈な光をあてる一冊」
マイク・ポンペオ元CIA長官、米国国務長官
「イアン・イーストンの『The Final Struggle: Inside China’s Global Strategy』は、自由の将来を心配する者なら誰もが読むべきものである。それは、中国共産党がもつ世界支配への抑えきれない野望に関する説得力のある詳細な研究である」
著者イアン・イーストン氏は「プロジェクト2049研究所」の上級研究員。『China 2049』(マイケル・ピルズベリー著)で天下に知られた「過去100年に及ぶ屈辱に復讐すべく、中国共産党革命100周年に当たる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」習近平政権の戦略分析に携わる。中国語で書かれた公開情報を調査する、対中研究のスペシャリストだ。
巷間、習近平主席の個人的野望と見られている中国の「2049」覇権戦略。だがこのプロジェクトは、マルクスが果たせず、ソ連が失敗した「民主主義と資本主義を破壊し、国際共産主義を完成する」という歴史的プログラムを忠実に実行するものだった。
人民解放軍の内部資料を入手、異常な軍備拡大の「目的」を暴く。
内容説明
人民解放軍の内部資料を入手!異常な軍備拡大の「目的」が明らかに。
目次
退役軍人パレードを監視するのは
中国について知っておくべきこと
国際共産主義を求めて
「人類運命共同体」が意味するもの
中国がめざす「新型国際関係」
国際機関を支配する
攻撃的な中国の経済安全保障戦略
優秀な人材の取り込み
中国のインターネット戦略
デジタル世界の独裁者〔ほか〕
著者等紹介
イーストン,イアン[イーストン,イアン] [Easton,Ian]
プロジェクト2049研究所上級研究員。中国の防衛と安全保障の研究を行っている。イアンは日本の国際問題研究所の客員研究員や、海軍分析センターの中国分析家、アジア防衛ニュース局の研究員などを歴任した。彼は米中経済・安全保障調査委員会で証言したり、米国海軍大学校や陸軍法学校、日本の防衛大学校、台湾の国防大学、ドイツの指揮幕僚大学で講演した。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で国際関係学士、台湾国立政治大学で中国研究修士を取得。中国語は上海の復旦大学と台北の国立台湾師範大学で学習した
信田智人[シノダトモヒト]
国際大学教授。1960年、京都府生まれ。94年、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)で博士号取得(国際関係学)。SAISライシャワーセンター東京代表、木村太郎ワシントン事務所代表、防衛省参与などを経て現在、国際大学大学院国際関係学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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