PHP新書<br> ヒッタイト帝国―「鉄の王国」の実像

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PHP新書
ヒッタイト帝国―「鉄の王国」の実像

  • 津本 英利【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569854571
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C0222

出版社内容情報

エジプトと互角に戦った古代帝国ヒッタイトの実像に迫る!
人類の歴史を変えた鉄器を最初につくったと言われるヒッタイトだが、20世紀初頭の再発見までは長く謎の民族だった。しかし近年、粘土板の解析や遺跡の発掘も進み、その正体が徐々にわかってきた。
本書では、ヒッタイト建国から帝国の滅亡、彼らの文化や暮らしぶりまでを紹介。最新の発掘調査の成果を踏まえつつ、謎の古代帝国の全貌に迫る意欲作。
●ヒッタイト人はどこからやってきたのか?
●王位をめぐる混乱とミタンニ国
●ヒッタイトからみたカデシュの戦い
●敵国の神も取り込んだ「千の神々」の世界
●発見されていないヒッタイトの王墓
●ヒッタイトは製鉄技術を秘匿していなかった
●動物はウシを重視、パンへの愛も
●聖書の中で記憶されたヒッタイト
●ヒッタイト帝国で製鉄は始まったのか?
●カデシュの戦い後、70年余りでなぜ滅んでしまったのか?

内容説明

カデシュの戦い後、七十年余りでなぜ滅んだのか?人類の歴史を変えた鉄器を最初につくったと言われるヒッタイトだが、二十世紀初頭の再発見までは長く謎の民族だった。しかし近年、粘土板の解析や遺跡の発掘も進み、その正体が次第にわかってきた。本書では、ヒッタイト建国から帝国の滅亡、彼らの文化や暮らしぶりまでを紹介。最新の発掘調査の成果を踏まえつつ、謎の古代帝国の全貌に迫る意欲作。

目次

ヒッタイト人の登場
ヒッタイト帝国の建国:古ヒッタイト時代
ヒッタイト帝国の混乱:中期ヒッタイト時代
帝国化するヒッタイト:ヒッタイト帝国期
絶頂からの転落?:ヒッタイト帝国の滅亡
ヒッタイトのその後:後期ヒッタイト時代
ヒッタイトの国家と社会
ヒッタイトの宗教と神々
ヒッタイトは「鉄の王国」だったのか?
ヒッタイト戦争と外交
ヒッタイトの都市とインフラ
ヒッタイトの人々の暮らし
ヒッタイトの再発見

著者等紹介

津本英利[ツモトヒデトシ]
1970年、岡山市生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学。ドイツ・マールブルク大学先史・原史学科博士課程に留学。トルコ、シリア、イスラエルでの発掘調査に参加。古代オリエント博物館研究部長。専門は西アジアおよびヨーロッパの考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

38
近年、粘土板の解析や遺跡の発掘も進み、その正体が徐々にわかってきた人類の歴史を変えた鉄器を最初に作ったと言われるヒッタイト。エジプトと互角に戦った古代帝国ヒッタイトの実像に迫る一冊。ヒッタイト人はどこからやってきたのか、ヒッタイト帝国の建国から混乱、帝国化からの絶頂と転落、滅亡の真相と生き延びた諸王国のその後。そしてヒッタイトの国家と社会がどのようなものであったのか、敵国の神々も取り込んだ多神教、秘匿していなかった製鉄技術、呪いや宣託を重視する戦争と外交、都市とインフラや暮らしの様子など面白く読めました。2023/12/05

ジュンジュン

18
とってもワクワクした。好きな時代を深堀するのも楽しいけど、知らない時代に触れられるのは「歴史」の大きな醍醐味の一つ。本書は最新研究成果を盛り込んで、遥か昔(なんと紀元前二千年紀)へと僕を誘う。ヒッタイトと言えば鉄、だが、そのイメージは意外にも日本だけらしい。それも当時の日本が製鉄業でイケイケだった反映とか。まさに「歴史とは現代を映す鏡」だ。著者は分からないことが多いと断っているが、僕的には充分驚異的な情報量だと思う。2024/01/15

にしがき

15
👍👍👍 紀元前十七世紀頃に建国されたヒッタイト帝国と、その帝国と帝国滅亡後のアナトリア/ヒッタイトの系譜を継ぐと思われる後期ヒッタイトについて。/ヒッタイトといえば「鉄」というイメージだったが、そういう認識はあまり正しくない?という話しや、そもそもヒッタイトが見つけ出されたのがつい最近、19世紀も終わりの頃というのも驚き。2024/01/18

若黎

15
『天は赤い河のほとり』を読んでたころはヒッタイト関連の書籍はあまりなくて残念だったが、これが読めてよかったです。シュッピルリウマ1世、ムルシリ2世、キックリの馬の調教文書などなど。あー、一番気になる時代のことが書いてあるー、とそれだけでワクワクしてしまった。2023/12/18

さとうしん

15
ヒッタイトの歴史と社会・文化。図版も多く、専門に研究したいという学生にとって、良き入門書の定番になるのではないかと思う。ただ、参考文献欄がないのが難点だが。ヒッタイトが「鉄の王国」と見なされるに至った事情が面白い。日本以外ではヒッタイトと鉄の関係がそれほど強調されることはないようだ。また粘土板に宗教文書が多いということや祭祀が国事の最優先事項といった点は、殷周王朝との類似性を連想してしまう。2023/11/23

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