PHP新書<br> 三大中国病―天命思想・科挙・礼教

個数:
電子版価格
¥950
  • 電子版あり

PHP新書
三大中国病―天命思想・科挙・礼教

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 12時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569854441
  • NDC分類 311.222
  • Cコード C0220

出版社内容情報

反乱防止のための天命思想、科挙、礼教が現代中国の民主化を阻む!
感染を免れた日本は、江戸時代からすでに先進国!

中国と日本は隣国でありながら、その歴史は真逆といっていいほど違う。その根本的な理由は何なのか?
実はその背景に中国の三大病といえる、天命思想・科挙・礼教がある。政治の安定を狙って導入したこれらが、易姓革命を繰り返させ、学問の幅を狭め、中国女性に地獄の苦しみを与えた。日本は、漢字、仏教、律令など、大陸から多くを導入したが、この3つだけは、受け入れなかった。
この判断がアジアで最も早く日本を近代化に導き、反対に中国の近代化の足かせになったと著者は語る。
現代中国も抜け出せない中国を覆う病の正体に迫る。

第1章 日本はどうやって中国流暴君政治と易姓革命の蟻地獄から自由になれたのか?
第2章 科挙制度を拒否した日本――江戸時代の文化繁栄と近代化の鼓動
第3章 「野蛮の明清時代」と「文明の江戸時代」の違いはどこから来たか
終 章――今でも「皇帝政治」と「易姓革命」から脱出できない中国の悲哀

内容説明

中国と日本は隣国でありながら、その歴史は真逆といっていいほど違う。その根本的な理由は何なのか?実はその背景に中国の三大病といえる、天命思想・科挙・礼教がある。政治の安定を狙って導入したこれらが、易姓革命を繰り返させ、学問の幅を狭め、中国女性に地獄の苦しみを与えた。日本は、漢字、仏教、律令など、大陸から多くを導入したが、この三つだけは、受け入れなかった。この判断がアジアで最も早く日本を近代化に導き、反対に中国の近代化の足かせになったと著者は語る。現代中国も抜け出せない中国を覆う病の正体に迫る。

目次

第1章 日本はどうやって中国流暴君政治と易姓革命の蟻地獄から自由になれたのか?(中国史上における「皇帝」の誕生;秦の始皇帝が作り上げた「皇帝独裁の中央集権制」 ほか)
第2章 科挙制度を拒否した日本―江戸時代の文化繁栄と近代化の鼓動(科挙制度の生い立ちと概略;「郷試」「州試」→「省試」「殿試」へ ほか)
第3章 「野蛮の明清時代」と「文明の江戸時代」の違いはどこから来たか(明清の中国と江戸の日本、どちらが文明国家か;「節婦」「烈婦」の悲惨な運命 ほか)
終章 今でも「皇帝政治」と「易姓革命」から脱出できない中国の悲哀(共産党大会で完成された「習近平皇帝政治」;後継者の不在 ほか)

著者等紹介

石平[セキヘイ]
評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で、第23回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

22
著者は、今夏の参院選比例選に維新の候補として出馬を予定していた中国出身者(帰化1世)。しょうもない媚中候補より日本大好きおじさんの方がいい気がしますけど、ネット中傷で出馬は断念。日本好きなのは嬉しいが、生まれ育った国を好きになれないのは残念。本書は、「中国三大病=天命思想・科挙・礼教」はどの様に有害か、日本はどの様に感染を免れたかをまとめたもの。納得度は40%。天命思想の段階で、日本は確かに王朝交代はないが、権力を保持した為政者の交代は多々あったしなぁと。歴史教科書のように日本史を教わり、勉強にはなった。2025/05/09

Masataka Sakai

0
日本の歴史も詳しい2024/10/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20798545
  • ご注意事項

最近チェックした商品