出版社内容情報
数多くの映像作品で時代考証を手がけてきた第一人者が、戦国時代を読み解く!
「長篠・設楽原の戦いで、信長は『鉄砲の三段撃ち』の新戦術を用いて、圧倒的勝利を手にした」「明智光秀は個人的な恨みで、本能寺の変を引き起こした」……これまで語られてきた「通説」は、研究の進展によって見直されつつある。では、あの合戦の実相はいかなるものだったのか。有名武将たちの強さの秘密はどこにあるのか――メディアに多数出演し、わかりやすい解説で定評のある著者が、最新研究によって見えてきた戦国時代の実像を解説。さらに、武将たちの生き方から、現代人が学ぶべきヒントを提示する。
●第一部◆名将たちの真価――なぜ成功したのか
●第二部◆あの合戦の実相――通説は覆された
●第三部◆乱世の叡智――現代に活かす
内容説明
「長篠・設楽原の戦いで、信長は『鉄砲の三段撃ち』の新戦術を用いて、圧倒的勝利を手にした」「明智光秀は個人的な恨みで、本能寺の変を引き起こした」…これまで語られてきた「通説」は、研究の進展によって見直されつつある。では、あの合戦の実相はいかなるものだったのか。有名武将たちの強さの秘密はどこにあるのか―メディアに多数出演し、わかりやすい解説で定評のある著者が、最新研究によって見えてきた実像を解説。さらに、武将たちの生き方から、現代人が学ぶべきヒントを提示する。
目次
第1部 名将たちの真価―なぜ成功したのか(毛利元就―「知力」と「決断力」で活路を切り拓く;北条氏康―領民と融和した国づくりを目指して;武田信玄―「柔軟性」「即応力」、そして「謙虚さ」を ほか)
第2部 あの合戦の実相―通説は覆された(桶狭間の戦い―兵力差も上洛目的も迂回しての奇襲も…;川中島の戦い―謎に満ちた、日本史の流れを左右した合戦;長篠・設楽原の戦い―三段撃ちも勝頼愚将論も間違いだった!? ほか)
第3部 乱世の叡智―現代に活かす(信長と家康の人生哲学―その違いから見えてくるもの;「朝倉宗滴話記」―常に学び、皆と分かち合うべし;失敗の本質―「敗れ去りし者たち」に共通する五つの要因 ほか)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学教育学部教授を経て、同大学名誉教授。文学博士。公益財団法人日本城郭協会理事長。専門は日本中世史。NHK大河ドラマ『秀吉』『功名が辻』『天地人』『江~姫たちの戦国~』『軍師官兵衛』『おんな城主 直虎』『麒麟がくる』『どうする家康』の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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