出版社内容情報
だるさ、疲れ、不安、「聞こえづらくなった」などの聴覚障害、息苦しさを感じることがある、朝起きるのが憂鬱、気がついたら涙が出ている……など、50代後半からあらわれる心身の不調。精神科医が、臨床の現場で見られる「60歳うつ」を考える。
人生100年時代になり、今後40年を「どう生きたらいいのかわからない」。これによって、知らない間に精神的に落ち込んでいく人たちがいる。
この場合、じつは「栄養が足りていない」ことが多い。先進国の日本が、質的な栄養失調状態であることは、あまり知られていないのではないか。
藤川メソッドによる分子栄養療法を行なうと、向精神薬の服用やカウンセリングよりもずっと早く、驚異的なスピードで症状を改善していく。
本書では、各症例と改善の経緯、なぜ藤川メソッドを実践することなったのか、生活習慣と回復後の生き方についても論じる。
最終章では、藤川徳美先生と分子栄養療法について行なった対談を収録!
内容説明
人生100年時代になり、今後40年を「どう生きたらいいのかわからない」。これによって知らない間に精神的に落ち込んでいく人たちがいる。この場合、じつは「栄養が足りていない」ことが多い。先進国の日本が、質的な栄養失調状態であることはあまり知られていないのではないか。「藤川メソッド」による分子栄養療法を行なうと、向精神薬の服用やカウンセリングよりもずっと早く、驚異的なスピードで症状が改善していく。本書では、各症例と改善の経緯、なぜ藤川メソッドを実践することになったのか、生活習慣と回復後の生き方についても論じる。最終章では、藤川徳美先生との対談を収録。
目次
第1章 なぜ60歳でうつになってしまうのか(そもそも、うつ病に至る原因とは;ケース1 向精神薬なしで治癒、甲状腺も正常化 ほか)
第2章 分子栄養療法と治療の実例(現代の日本人は質的栄養失調;分子栄養学とは何か ほか)
第3章 生活習慣と回復後の生き方(運動と太陽光は「無料の万能薬」;スロージョギングのやり方 ほか)
第4章 私はなぜ藤川メソッドの使い手になったのか(ちょっと薬の使い方が上手い医者;「そのような治療は止めなさい」 ほか)
第5章 “対談”分子栄養療法が「60歳うつ」を救う―藤川徳美×秋田巌(なぜ60歳でうつ傾向になる人がいるのか;60歳でもIQは上がる!? ほか)
著者等紹介
秋田巌[アキタイワオ]
1957年、高知県生まれ。精神科医・医学博士。ユング派分析家。2004年、河合隼雄賞(日本箱庭療法学会)受賞。メンタルクリニックオータム院長。1985年、高知医科大学卒業後、1993年からチューリッヒ・ユング研究所に留学、1996年、卒業。1997年より京都文教大学臨床心理学科で臨床・研究を行ない、2019年にクリニック開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アリーマ
くらーく
それでいいのよ
kon
たっちゃん
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- 和書
- 乾坤の夢 〈中巻〉