友よ

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  • サイズ 46判/ページ数 424p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569853604
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

長宗我部信親――
敵も味方も魅了し、清冽に戦国を駆け抜けた若者がいた。
四国を統一しつつあった長宗我部元親。その嫡男・信親は、武勇の誉れ高く、人望も厚く、将来を嘱望されていたが、22歳の時に若くして、島津家を相手にした戸次川の戦いで命を落とす。彼はなぜ、“必敗必死”の戦場にとどまり、その地で死ななければならなかったのか。
家臣や領民、そして戦った敵までをも魅了し、「友」として取り込んでいく熱い生きざまを、堂々たる筆致で描く、心を震わす青春歴史群像小説。

内容説明

長宗我部信親―敵も味方も魅了し、清冽に戦国を駆け抜けた若者がいた。父・元親から将来を嘱望された若武者は、“必敗必死”の戸次川で、なぜ戦場にとどまったのか。心を震わす戦国青春群像劇。

著者等紹介

赤〓諒[アカガミリョウ]
1972年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

121
一代で成り上がった土佐の長宗我部元親。若輩ながら英雄のオーラを纏うその御曹司・信親。物語は彼の命が昇華した戸次川から始まる。英明で慈悲深く。正に次代を担うリーダー信親。家来も敵も民衆も関係ない。健やかな笑顔で交わり、喜びと悲しみを分かち合う。アオハルである。権謀術数渦巻く戦国の世にあって青臭さを感じないことはない。が、やはり魅力的だったのだろう。惜しいね。タラレバだが、仙石秀久の愚かさがなければ、信親も死なずにすんだかもしれない。ならば、長宗我部も長らえたかもしれない。ならば日本の歴史も…ってね。2023/01/19

hiace9000

118
味方のみならず敵将をも魅了する長宗我部弥三郎信親、その漢ぶり。初めは青臭いまでの純粋さが、読み進めるうちに清冽な覇気に変わり、やがて彼の強き信に心酔している自分に気づく。諸行無常にして生き馬の目を抜く戦国の世にあって、決して変わらぬ友誼と信義を貫く生き様。戦は悲劇、それはいつの世も変わらぬ真実。だが短くとも人生の最後に「誇れる何か」を掲げ、己を生き切ったと諾う生涯を今は是としたい。表装の死を覚悟する者特有の静謐と壮絶が凝縮した夕照の美、書き出しの美事なる一文には息を呑む。土佐の川々を象徴する信親なのだ。2023/01/25

ポチ

50
長宗我部元親の期待を一身に担っていた信親とはどんな人物だったのか、ずっと気になっていました。知勇兼備で性格も良く明るく、誰からも好かれた漢。他の作家さんの信親も読みたくなりました。2023/03/09

ガットウ

25
★★★★4.2点。私の中で長宗我部は、ほぼ司馬遼太郎の作品の印象なのですが、それとは違った小説的自由さで描かれた長宗我部の物語!!面白かった。2023/01/13

Fumoh

9
長宗我部の未来と謳われた信親だったが、豊臣の凡将・仙石権兵衛によって無謀な戦いを強いられて、戸次川にて命を落とす――。信親を主人公にした、赤神さんの戦国小説です。赤神さんはちょいマイナーな武将をこうやって取材してヒーロー小説に仕立てるのに定評があります。ただフィクションは多めだと思うので、あくまでエンタメとして読むのが吉。しかし、赤神さんの主人公ってだいたいこんな感じのハードボイルド風な「ザ・漢!」になっちゃう。それはどの小説を読んでも同じ。それは戦国小説全体が抜けられないコードのようなものなんですが、2024/06/12

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