出版社内容情報
こんなこと言ったら嫌われそう……
わがままと思われたくない……
断ったら後で影響出そう…
そんな悩みをすべて解決!
すがすがしく「NO」と言える気持ちのいい会話術「アサーティブ」とは、「相手との関係を良好に保ちつつ、自分の意見をしっかり主張する」対話スキル。アメリカ発のコミュニケーションスキルだが、日本でも徐々にその重要性が認識されつつある。
本書はその「アサーティブ」について数多くの研修を行い、「研修女王」の異名を持つ著者が、アサーティブの考え方とその具体的スキルを説くもの。「NOと言っても嫌われない方法」「苦手な相手に意見を伝える方法」「上司や部下に対して物おじせず言いたいことを言う方法」「わがままなクライアントに要望を伝える方法」など、そのテクニックは極めて詳細、かつ具体的。
また、内向的な人(パッシブ)が意見をうまく伝える方法など、自分のタイプ別に有効な話し方も解説する。会話例も多数で、まさに「そのまま使える」一冊でもある。
「そもそも会話が苦手」「いつも言いたいことが言えなくてモヤモヤする」という人は必読の一冊!
本書の内容
第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
第2章 「言いたいことを言う」技術①[相手別]苦手解消のヒント
第3章 「言いたいことを言う」技術②[シーン別]苦手解消のヒント
第4章 自分の意見を「すがすがしく伝える」技術
第5章 相手を知れば、もっと伝わる
第6章 「GIVE & TAKE」から「GIVE & GIVEN」へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zag2
25
アサーテイブ・コミュニケーションについて集中して読書中。理論的なことよりも、実際に何と言うか、どう伝えるかといった実践的な記述が大半を占めている。参考になると思う言い方、話し方が掲載されています。が、実際の言い方などのウェイトが高いため、逆に応用が利くような本当の意味での理解がし難いのではないか、と感じました。時々参照するには良いけれども、アサーティブネスの本を一冊だけ推薦してほしいと言われたら選ばないかな…2023/10/22
どりーむとら 本を読むことでよりよく生きたい
7
言いにくいことてあるよね、でもそれを言わなければならないことは、人生の中の大きな悩みの一つです。自分の思いだけが先走りしてしまい、相手の都合を考えてないことてけっこうあるよね。相手の立場を考えないとうまくはいかない、相手にとってもいいし、自分にとってもいい方向性をさぐりながら話していくことが大切であると感じた。2022/12/09
ちい
3
会話では、相手が話し終える「。」まで聞く、その文を言い終えた後の「間」まで聞き終えること。このアドバイスに、ハッとさせられた。 自分も意見したいという思いが強かったり、相手の意見に賛成する時も、ほぼ間を置かずに、すぐに発言していた。 いい学びが得られた。 家庭や職場で、さっそく実生活に活かしていきたい。 相手との関係性がどう変化するか、楽しみだ。2023/06/10
kaz
2
基本的な考え方は知っているつもりだが、実践はやはり不安。紹介されている事例を参考にしたい。図書館の内容紹介は『言いたいことはちゃんと伝え、相手にも気持ちよく納得してもらう「アサーティブ」。相手に嫌われることなく、すがすがしくNOと言える気持ちのいい会話術について、著者の経験をもとに伝授する』。 2023/06/18
ロドニー
0
アサーティブとは清々しく自己主張する技術。①事実ベースで話し②相手に歩み寄りを示し③相手の話を聞く。大人数を前にしたプレゼンは特定の誰に向けて話すのかを意識。聞き手には話の巧さでなく自分が持ち帰りたいものを伝えてくれるかが重要。人に云うと書いて伝える。言っているのに伝わらないのは、そのストーリーの中に自分が居ると感じられないから。反論はプラスの言葉でサンドイッチ。自慢と自己アピールは目的が違い、自己アピールは相手の為に自分が出来ることを伝える。棘のある相手の言葉は建設的な言葉に言い直し置き換えてあげる。2023/04/23