PHP新書<br> ネイチャー資本主義―環境問題を克服する資本主義の到来

個数:
電子版価格
¥950
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

PHP新書
ネイチャー資本主義―環境問題を克服する資本主義の到来

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 10時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569853260
  • NDC分類 519
  • Cコード C0233

出版社内容情報

経済発展と環境保護は矛盾しない! なぜ地球を救うのは脱成長ではなく「資本主義」なのか? SDGs時代の必読書!

内容説明

「環境に配慮せよ」「資本主義が諸悪の根源」…今、巷に溢れる環境問題を取り巻く言説には、美談めいた「きれいごと」が散見される。しかし、日本で早くからSDGs・ESGの重要性を発信し続けてきた著者は、「環境問題を解決するための最短経路は、見掛け倒しの環境配慮や資本主義批判の脱成長の中にはない。むしろ、この数年で大きく姿を変えた『新たな資本主義』の中にある」と語る。本書では、環境危機の各種データや資本主義の歴史などを振り返りながら、環境問題を克服する新たな資本主義―「ネイチャー資本主義」について解説する。徹底したリアリズムで環境問題を論じた画期的一冊。

目次

第1章 環境危機の真因はどこにある?
第2章 環境問題を克服する「デカップリング」とはなにか
第3章 マルクス主義が批判した「資本家」はもういない
第4章 環境問題に立ち向かう機関投資家たち
第5章 ニュー資本主義、陰謀論―対立構造の転換
第6章 ネイチャー資本主義の実践

著者等紹介

夫馬賢治[フマケンジ]
株式会社ニューラルCEO。経営・金融コンサルタント。信州大学特任教授。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長。ハーバード大学大学院リベラルアーツ(サステナビリティ専攻)修士。サンダーバード・グローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部卒。2013年からサステナビリティの重要性を発信し、ESG投資という概念を日本で普及させた一人。政府や地方自治体の有識者委員を多数兼任。Jリーグ特任理事や国際NGO等の理事も務める。東京大学公共政策大学院、北海道大学公共政策大学院、立教大学などでも講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大先生

8
再読。【プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)の問題は、環境に配慮する程度では到底解決できないレベルまで来てしまっている。人口が激増しているため脱資本主義も解決にならない。解決策は、新しい資本主義による「イノベーション」と「公正な移行(ジャストトランジション)」しかない。今や資本主義こそが環境問題に熱心に取り組んでおり、資本主義が環境を破壊していたのは昔の話となっている】短期的損得からこれに抵抗すると自分達(子孫を含む)の首を締めることになると…2023/09/24

大先生

5
【今や資本主義は、ネイチャーポジティブ(カーボンニュートラル等を含む。)を目指す新しい資本主義となった。地球人口80億人(将来100億人超え)という点からして、脱資本主義ではプラネタリー・バウンダリーの問題を解決できない。マルクスが敵視した「資本家」も既に存在しない。解決できるのは資本主義下でのイノベーションによる限界値以内の絶対的デカップリング達成のみ。我々は「公正な移行」に抵抗してはいけない。まして中国や欧米が環境問題で稼ごうとしている等の陰謀論を信用するなど論外。】恥ずかしながら大変勉強になりました2023/07/19

武勇伝おでん

0
絶対的デカップリングを実現するためのイノベーション。機関投資家がナイスな働きをしていること知らなかったなぁ。あと日本で環境言説に対する信頼がロシアに次いで下から2番目に悪いことも。ノート取りながら読んだ。2023/02/19

はせがーとも

0
ネタ切れかな?この著者のこれまでの本を読んだことある人、気候変動についてある程度知っている人にとっては新たなことはなさそう。世の中の流れはもっともっと早い。2023/01/13

ちさと

0
目新しい内容はないが、デカップリングへの理解は進んだ。社会がデカップリング状態であり続けることを確認するKPIが必要。著者は資本家はもうおらず機関投資家の存在の大きさを強調する。納得するものの世界に富の偏りがあるのは事実・対立軸は短期視点か長期視点か・プラネタリーバウンダリの概念・使える資源は減っていく、モノ消費からコト消費へ2022/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20246867
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。