出版社内容情報
コロナ禍で大学に通えず、ほとんどの時間を家で悶々と過ごしていた若者。「何でこんなことになるんだ」。ひとり暮らしのアパートから学校へ続く道の途中、踏切の向こう側の建物が目に入る。コンビニへ行くときも前を通る場所。中に入ったことはない。が、ちょっと気になる。教会だった。
「わざわざ日曜日にミサに行くほどの価値があるのだろうか。変な勧誘をされても困るし、初めての場所に顔を出すのは気が重い」。そんな彼を待つ運命は――。
姜尚中氏推薦!「現代の『ストレイシープ』(迷える子)に捧げる愛の教えの対話」
「数ある教えや思想のなかで、キリスト教にもわりといい見方、考え方があると感じてもらえたら」(著者)。人と人生を比べてみじめな気持ちになる。他人を信用できず、好きになれない。そんな方に、絶望から一歩踏み出すドアのあり処を示してみたい。
<構成>
●一、自分を信じる
●二、人を信じる
●三、明日を信じる
●四、信じる心を育てる
内容説明
人生を丸めて捨ててしまいたくなったとき、SNSのタイムラインから流れてきたツイートは―
目次
1 自分を信じる(神の最高傑作;悪魔の罠 ほか)
2 人を信じる(それぞれの使命;出会いが人生を導く ほか)
3 明日を信じる(不条理な苦しみ;空の鳥、野の花 ほか)
4 信じる心を育てる(祈りとは;心の深みへ ほか)
著者等紹介
片柳弘史[カタヤナギヒロシ]
1971年埼玉県上尾市生まれ。94年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。94‐95年インド・コルカタにてボランティア活動に従事。マザー・テレサから神父になるよう勧められる。98年イエズス会入会。現在は山口県宇部市で教会の神父、幼稚園の講師、刑務所の教誨師として働く。著書に『こころの深呼吸 気づきと癒しの言葉366』(教文館、2018年度キリスト教書店大賞)、『やさしさの贈り物 日々に寄り添う言葉366』(同、2021年度キリスト教書店大賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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