PHP新書<br> 地政学と歴史で読み解くロシアの行動原理

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地政学と歴史で読み解くロシアの行動原理

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569852751
  • NDC分類 319.38
  • Cコード C0222

出版社内容情報



亀山 陽司[カメヤマ ヨウジ]
著・文・その他

内容説明

2022年2月に開始されたロシアによるウクライナ侵攻は世界を驚かせた。しかし、ロシアの歴史を振り返ると、モンゴル帝国、リトアニア大公国、ポーランド、スウェーデン、オスマン帝国、ドイツなど常に四方の周辺諸国と戦争をし、国家消滅の危機にも陥りながら領土を拡大してきた。そのためロシアにとって戦争は歴史そのものであり、この国の偉大さを証明するものでもある。本書では、日本人には理解しがたいこうしたロシアの行動原理を、元駐ロシア外交官が、地政学、歴史、文化、対外政策などを複合して解説する。ロシアは何をしようとしているのか?

目次

序章 ロシアの行動を理解するために(正義か大義か;外交と戦争 ほか)
第1章 ロシア帝国の4つの地政空間(19世紀までのロシア史の大きな流れ;ロシアにとっての4つの地政空間 ほか)
第2章 ロシア外交の方向性を変えた19世紀(19世紀のロシア帝国;アレクサンドル一世の時代 ほか)
第3章 ヨーロッパの地政学―世界大戦期のロシアとドイツ(ロシアにおける地政学的状況;マッキンダーの地政学 ほか)
第4章 ロシアン・イデオロギー(ニコライ一世にみるロシアの専制;ニコライ一世時代の国家イデオロギー ほか)

著者等紹介

亀山陽司[カメヤマヨウジ]
1980年生まれ。2004年、東京大学教養学部基礎科学科科学史・科学哲学コース卒業。2006年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了。外務省入省後ロシア課に勤務し、ユジノサハリンスク総領事館、在ロシア日本大使館、プーチン大統領訪日準備事務局など、約10年間ロシア外交に携わる。2020年に退職し、現在は林業のかたわら執筆活動に従事する。日本哲学会、日本現象学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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山口透析鉄

23
市の図書館本で。著者のYahoo個人記事を読み、どんなものかと興味を持ちました。 ただ、本の内容はさほど大したものはなく、正に通り一遍、というのが相応しい評でしょう。帝政ロシア以前からのロシアの歴史のおさらいくらいにはなるかも知れませんが、現状の分析等に役に立つかと言えば、残念そういう類の本ではなく、やはり新書といっても岩波新書あたりとは相当の差があります。 東洋経済オンラインの記事はいま著者が従事している林業絡みのものも読んでみましたが、やはりこれも通り一遍で、著者の限界を感じます。以上です。2023/07/22

ta_chanko

23
本文後半の「ロシアにとって戦争とは、単なる防衛でもなく、単なる侵略でもない。それは巨大な「祝祭」であり、国民によって何度も追体験されるべき歴史的記念碑であり、イデオロギー的な実践なのである。」との記述が全てを語っている。ロシアとは、歴史的に形作られてきた非西欧=正教・スラヴの文化圏。これを守るためには専制も厭わない。国連による集団安全保障が機能しない以上、勢力均衡によるリアリズム外交で平和を構築するしかないのか。冷戦が終わっても、アメリカとロシアのイデオロギーが衝突している状況は変わっていない。2022/10/11

Ex libris 毒餃子

14
ロシアン・アイデンティティーを地政学を中心に学べる本。勃興期の歴史で知らない部分がありまして勉強になりました。2022/12/03

いぬたち

7
タイトルそのままで内容も硬め。特にロシアや東欧周辺の歴史には馴染みがなかったので読むのに骨が折れるが現在のロシアの思想が形成される過程を知ることができる。現在まで紡がれてきた宗教観、イデオロギー、何よりも幾多の戦争をくぐり抜けてきたロシアの行動について納得しなくても少なくともある程度理解できる内容となっている。2022/11/21

nnnともろー

5
ロシアの歴史、思想を地政学の観点から解説。あまり馴染みのない分野なので勉強するため。外交はビジネスのように相手の主張を聞くことが必要。2023/01/24

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