出版社内容情報
「コロナ禍でも売れる商品は何か?」。ビジネスにおける需要予測はこれまで、商品の製造やその原料、材料の手配(調達)、それを小売店や消費者へ運ぶ物流(ロジスティクス)といった企業のサプライチェーンのトリガーとして認識されてた。だが、これからはAIを活用しながら、「人間の感覚」を掛け合わせて需要を「創造」することも可能に。そのためには、商品供給だけでなく市場に近いマーケティングや営業、さらに経営管理やファイナンス部門の担当者も需要予測の知識を持つ必要がある。本書はそうしたニーズに応える最先端スキルをわかりやすく解説する実践入門書。
内容説明
「コロナ禍でも売れる商品は何か?」。ビジネスにおける需要予測はこれまで、商品の製造やその原料、材料の手配(調達)、それを小売店や消費者へ運ぶ物流(ロジスティクス)といった企業のサプライチェーンのトリガーとして認識されてた。だが、これからはAIを活用しながら、「人間の感覚」を掛け合わせて需要を「創造」することも可能に。そのためには、商品供給だけでなく市場に近いマーケティングや営業、さらに経営管理やファイナンス部門の担当者も需要予測の知識を持つ必要がある。本書はそうしたニーズに応える最先端スキルをわかりやすく解説する実践入門書。
目次
はじめに 需要予測が未来を創る―すべてのビジネスにおいて将来を左右するスキル
第1章 なぜ、いま需要予測が必要なのか―VUCA時代の必須ビジネススキル(SCMとはなにか;需要予測はこんなに面白い! ほか)
第2章 予測AIがビジネスのやり方を抜本的に変える―人が予測できること、できないこと(ビジネスの需要予測は意思決定が9割;予測AIを創ろう ほか)
第3章 世界の知見が需要予測のイノベーションを起こす―組織間の協働力を高めよ(営業と製造のコンフリクトを乗り越える;検証!ベルギーモデルで予測力診断 ほか)
第4章 需要予測で描く未来のビジネス―予測を超えた需要創造へ(需給をコントロールするモデル;予測対象は商品から顧客へ ほか)
おわりに Forecasting ERRAの幕明け
著者等紹介
山口雄大[ヤマグチユウダイ]
資生堂ジャパン株式会社Sales & Operations Planningグループマネジャー。東京工業大学生命理工学部卒業。同大学大学院社会理工学研究科修了。同大学大学院イノベーションマネジメント研究科ストラテジックSCMコース修了。早稲田大学大学院経営管理研究科修了。化粧品メーカーで10年以上にわたり、日用雑貨を含む様々なブランドの需要予測を担当。需要予測システムの構築や需要予測AIの開発をリードし、グローバルでの予測精度向上を支援。日本事業へ異動した後はS&OPグループマネジャーとして需要予測をベースとしたS&OPプロセスを設計。JILS「SCMとマーケティングを結ぶ!需要予測の基本」講座講師。業界横断の「需要予測研究会」ファシリテーター。Journal of Business Forecasting(IBF)や経営情報学会などで需要予測の論文を発表。ロジスティクス大賞2021(JILS)で「AIデマンドマネジメント賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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