PHP新書<br> 満洲国と日中戦争の真実

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満洲国と日中戦争の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569851488
  • NDC分類 222.5
  • Cコード C0221

出版社内容情報

昭和6年(1931)、満洲事変が起き、翌年には「満洲国」が建国された。日本と東アジアの可能性を求めて、理想社会の建設が進められるはずだったが、次第に中国との軋轢は強まり、昭和12年(1937)には日中戦争が勃発。長期化、泥沼化の様相を呈することになった。その過程において、歴史はどのように動いていったのか。本書で取り上げる石原莞爾、岸信介、後藤新平、山本条太郎、多田駿、今井武夫といった日本人は何を思い、どう行動し、どのような影響を及ぼしたのか――。月刊誌『歴史街道』掲載の著名な研究者や作家による論考を選りすぐり、様々な視点から、日中両国の衝突を生んだ真因に迫る。
●【本書の構成】
●第1部 満洲国とはなにか
●第2部 満洲国と日本人
●第3部 日本と中国、そして日中戦争の真実
●【執筆者(五十音順)】
●秋月達郎、井上寿一、岩井秀一郎、江宮隆之、大木毅、太田尚樹、岡本隆司、川島真、小山俊樹、西澤泰彦、平塚柾緒、広中一成、保阪正康

内容説明

昭和7年(1932)、中国東北地方に「満洲国」は建国された。日本と東アジアの可能性を求めて、理想社会の建設が進められるはずだったが、次第に中国との軋轢は強まり、昭和12年(1937)には日中戦争が勃発。長期化、泥沼化の様相を呈することになった。その過程で、本書で取り上げる石原莞爾、岸信介、甘粕正彦、後藤新平、山本条太郎、樋口季一郎、多田駿、今井武夫といった日本人は何を思い、どう行動したのか―。『歴史街道』掲載の論考を選りすぐり、多様な視点から、両国の衝突を生んだ真因に迫る。

目次

第1部 満洲国とはなにか(満洲国、その誕生から解体まで(1)傀儡国家と王道楽土
満洲国、その誕生から解体まで(2)人造国家をとりまく世界情勢
二人の出会いが巨大産業立国を実現した―岸信介と甘粕正彦
満洲国、そして石原莞爾と東亜連盟運動)
第2部 満洲国と日本人(大連、奉天、長春…世界最先端の都市と建物はいかにつくられたのか;満鉄で世界を繋ぎ、満洲を共栄圏に…大構想の始まり;米国資本で満洲を守れ!型破りの満鉄社長、起死回生に挑む;二万のユダヤ人の命を救ったある軍人の武士道―樋口季一郎)
第3部 日本と中国、そして日中戦争の真実 最新研究×いま学ぶべきこと(日中はなぜ全面衝突に至ったのか?日清戦争後の緊密な往来や幣原外交はなぜ実らなかったのか?;盧溝橋事件から日米開戦へ―どこで何を誤ったのか;両国の衝突をもたらした「構図」と「問題の根源」;世界大戦へとつながっていった「中国戦線」;戦争を拡大させてはならない!参謀次長・多田駿の孤独なる戦い;汪兆銘工作、桐工作……和平に奔走した陸軍軍人・今井武夫の信念;「戦略」から読み解く泥沼化の真相)

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