小林製薬 アイデアをヒットさせる経営―絶えざる創造と革新の追求

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小林製薬 アイデアをヒットさせる経営―絶えざる創造と革新の追求

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569851211
  • NDC分類 499.067
  • Cコード C0034

出版社内容情報

小林製薬はなぜ、20期以上も連続増益・増配ができているのか。なぜ、長年愛されるヒット商品を創出し続けることができるのか。なぜ、人を惹きつけるネーミング、キャッチコピーを生み出すことができるのか――。
アンメルツ、ブルーレット、消臭元など、衛生日用品のニッチマーケットで勝ち続けてきた小林製薬。この成長企業を率いてきた根っからのマーケッターが、初めてその経営の秘訣を語り明かす。同族経営が成長・飛躍し、社会の役に立つ企業であり続けるための実例がここにある。
<目次より>
●創造は「よいものの模倣」から始まる
●ブランドを育てるとともに「らしさ」を追求する
●「少しつくって、少し売り、さらにもう少しつくる」という考え方
●会社にも人間にも成長過程がある
●「失敗は堂々と語る」文化を大切にする
●強いボールを投げ続ける
●現場を知れば、最悪の事態もイメージできる
●「実績を上げる」ことが先決だ
●「あと一日考える」ことの大事さ 他

内容説明

アンメルツ、熱さまシート、サワデー、ブルーレット、消臭元、サラサーティ…長年愛される商品を創出し続け、23期連続増益・22期連続増配の成長企業を率いてきた根っかりのマーケッターが、開発秘話とともに、事業躍進の秘訣を初めて語り明かす!

目次

すべては「“あったらいいな”をカタチにする」ために
第1部 アイデアをヒットさせる経営―私の体験的経営論 マーケティング戦略編(「わかりやすさ」への挑戦;「サムシング・ニュー、サムシング・ディファレント」の追求;新製品開発に生きる)
第2部 社員の幸せを第一にする会社へ―私の体験的経営論 組織・人材マネジメント編(アイデアを生みだす仕掛けづくり、その源流へ;よき社風の創造と継承;全社員経営の道を歩み続ける)
第3部 逆境と失敗を未来の糧とする―私の体験的経営論 経営哲学編(「為せば成る」の執念が道を拓く;失敗から学んだ経営の心―驕らず、謙虚に)

著者等紹介

小林一雅[コバヤシカズマサ]
1939年兵庫県に生まれる。小林製薬二代目社長・小林三郎の長男。大学在学中、父が早逝し、甲南大学経済学部を卒業後、62年3月に小林製薬に入社する。64年の米国視察旅行をきっかけに、65年、コロンビア大学に留学。66年11月に同社取締役、70年11月に常務取締役を経て、76年12月、四代目社長に就任。医薬品の卸業であった小林製薬を衛生日用品・医薬品のメーカーへ転換、事業を伸展させた。2004年に会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

4
#2147/★3.2/紅麹問題(死者81)で会長が辞任、特別顧問就任で毎月200万円(通常の4倍)報酬をもらうと聞き、本書を読んだ。一番大事なお客様を中心に考える、フラットな社風、現場を知り最悪の事態をイメージ、油断せず驕らず謙虚など、苦笑する部分が多かった。同じ失敗を繰り返さず、原因をきちんと把握、理解、全社共有、財産にすることが経営者の責務らしい。であれば、麹菌問題は元会長が説明責任を果たすべきだろう。なお、「小さな池の大きな魚」戦略、こだわりを感じる直球なネーミングセンスとMK戦略は参考になった。2024/08/07

メチコ

4
小林製薬という企業の成長録としてはおもしろい。 一経営者の経営哲学としてはよくある感じかな。 この本を現場にいる末端の社員が読んだときに「そうだ、その通り。うちの会社はスゴイんだぞ!」と思うのか、それとも「きれいごとばかり並べやがって」と思うのか、そういうところも知りたいなぁと、こういった類の書物を読んだときにはいつも思ってしまうんだよね。2022/03/23

モビエイト

1
ニッチな商品を年を追うごとに大きく育てているイメージがあります。ブルーレット、サワデーの開発秘話がわかり良かったです。2022/02/27

-

0
小林製薬、このまま終わるのかな?2024/12/21

たけ

0
業界は異なるが製造業で企画・アイデア提案の業務を担当しているために興味があり読んでみた。アイデアへの執念やこだわりには通ずるものがあり、「良いものを知る力を備え、高める」「本当に良いものか考え抜く」といった作業は、地道で見落とされがちであるが、習慣化したいと感じた。経営哲学はもちろんのこと、幹部として、また、幹部になる以前の考え、個々の製品に隠されたストーリーなど大変興味深いものが多かった。誰にも真似できない経営、社風も垣間見ることもでき、自社の強み、自分のやるべき事は何かと考えさせられる一冊であった。2022/04/25

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