出版社内容情報
おだやかに過ごすために、強く生きるには?
これから生き抜いていく人たちに不可欠の力は、心理学の言葉で「レジリエンス」といわれるものである。レジリエンスとは、「どんなにひどい状況下でも絶望せずに立ち直る能力」、つまり、心の免疫力である。(本書より)
新型コロナウイルスの影響で「これからうつ症状の人が増えるだろう」といわれていたが、それは現実となった。感染者数が世界一多いアメリカでは、事態が長期化するにしたがって、うつ病患者が急増しているという。
「先の見えない不安」は、最初はインパクトがないので本人も気づきにくいものである。しかし、それはじわじわと広がって、結果的に強いストレスを与えるのが特徴だ。いずれ日本でも心理的崩壊が広がることが予想される。では、私たちはどうすれば心を強く保てるのだろうか。本書は、そのポイントとなる「レジリエンスのある人」になるための生き方、考え方をまとめたものである。
内容説明
著者は、新型コロナウイルスの影響で「これからうつ症状の人が増えるだろう」と述べていたが、現実となった。感染者数が世界一多いアメリカでは、事態が長期化するにしたがって、うつ病患者が急増しているという。「先の見えない不安」は、最初はインパクトがないので本人も気づきにくい。しかしじわじわと広がって、結果的に強いストレスを与えるのが特徴だ。いずれ日本でも心理的崩壊が広がることが予想される。では、どうすれば心を強く保てるのか。本書は、そのポイントとなる「レジリエンスのある人」になるための生き方、考え方をまとめたものである。
目次
序章 心の病も蔓延する「コロナ時代」
第1章 どんな現実にも立ち向かう
第2章 「いい人」「すごい人」になりたがらない
第3章 戦う心がもたらすもの
第4章 不幸になっても、また幸せになれる
第5章 よい人生を創る決意をする
終章 コロナ時代を生き抜く柱・レジリエンス
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問。ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」は半世紀ものあいだレギュラーパーソナリティを務める。著書多数、訳書はアジアを中心に約100冊ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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