出版社内容情報
「スポーツにおいて勝利は、それまでのどんな困難をもかき消してくれる何物にも代えがたい最大の目的、目標です。
しかし、その勝利を欲しいがために、選手がアンフェアな手段を選んだり、過剰なトレーニングを続けて自分自身を追い込んだり、負傷、故障を抱えて我慢した結果、取り返しのつかないことになっては、本末転倒ですーー」スポーツに限らず、職場や家庭においても指導のあり方が問われている。こちらの思いや意図を正確に目の前の相手に伝えるには、「人間力」に頼らず、しっかりとした理論に基づく知識が不可欠である。モチベーションが上がる声掛けとは? チームが一つになる環境作りとは?
2019年「WBSC U-12ワールドカップ」において、侍ジャパン監督としてU-12(12歳以下)を「世界2位」に導き、現在、横浜DeNAベイスターズファーム監督を務める著者による「指導者のための教科書」。
内容説明
「勝利を欲しいがために、選手がアンフェアな手段を選んだり、過剰なトレーニングを続けて自分自身を追い込んだり、負傷、故障を抱えて我慢した結果、取り返しのつかないことになっては、本末転倒です―」スポーツに限らず、職場や家庭においても指導のあり方が問われている。こちらの思いや意図を目の前の相手に伝えるには、「人間力」に頼らず、しっかりとした理論に基づく知識が不可欠である。モチベーションが上がる声掛けとは?チームが一つになる環境作りとは?侍ジャパンU‐12を「世界2位」に導き、横浜DeNAベイスターズファーム監督を務める著者による「指導者のための教科書」。
目次
第1章 自立を促す―侍ジャパンU‐12準優勝の軌跡
第2章 覚悟を決める―知っておきたい心構えと基本姿勢
第3章 行動を変える―「間違った指導」を避ける方法
第4章 思いを伝える―100人100通りのコミュニケーション
第5章 心をまとめる―仁志流・強いチームの作り方
終章 意志を貫く―どんな指導者になりたいか?
著者等紹介
仁志敏久[ニシトシヒサ]
1971年生まれ、茨城県出身。常総学院高では夏の甲子園に3年連続で出場。卒業後は早稲田大、日本生命へと進み、95年に読売ジャイアンツに入団。強打の内野手として活躍し、1年目で新人王を獲得。その後ゴールデングラブ賞4回、日本シリーズ優秀選手賞など数々のタイトルに輝いた。2006年オフに横浜ベイスターズに移籍したのち、10年にアメリカ独立リーグへ移籍するも、同年ケガにより引退。14年より侍ジャパンU‐12監督を務め、「第5回WBSC U‐12ワールドカップ」で過去最高成績の準優勝に導く。20年11月より横浜DeNAベイスターズファーム監督に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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